2016年07月28日(木)
ロシア穀物生産見通し、1.77億トンに上方修正・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ロシアの2016/17年度穀物生産は1億770万トンの見通しとなった。4月時点での予測から700万トン上方修正で、前年比にして4%の増加で、2008年に記録した過去最高の1億820万トンに一歩近付く。上方修正は冬穀物の増反、また作柄に適した天気に恵まれたためと指摘、特に小麦の作柄が非常に良好という。この結果、小麦の生産予測が6500万トンで、従来の5800万トンから引き上げられた。修正により、前年の6104万4000トンから増加の見方に転じた。コーンの生産予測は1350万トンで、100万トンの上方修正。やはり、従来の前年の1316万8000トンから減少の見方だったのが、増加予想にシフトした。
2016/17年度の穀物輸出見通しは3020万トンから3320万トンに引き上げとなった。ただ、2015/16年度の推定も3160万トンから3450万トンに上方修正されたため、引き続き減少予想である。価格面で競争力がやや落ちたことや小麦の輸出税、衛生関連も輸出への影響の可能性を示唆した。小麦の輸出は前年比1.2%減の2450万トンの予想。コーンが6.8%減少して410万トンになるとの見方である。それでも、小麦とコーンの輸出は揃って従来予測の2200万トン、350万トンを上回る。
Posted by 直 7/28/16 - 11:50



