2016年07月29日(金)
4-6月期GDP速報値は前期比1.22%の増加、予想下回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 16年2Q | 16年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 1.22% | ↑0.83% | ↑ 2.6% | |
| 個人消費 | ↑ 4.20% | ↑1.63% | ||
| 国内投資 | ↓9.74% | ↓3.29% | ||
| 物価指標 | ||||
| >GDPデフレーター | ↑ 2.21% | ↑0.50% | ↑ 1.9% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 1.94% | ↑0.28% | NA | |
| >>コア | ↑ 1.71% | ↑2.06% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期から1.22%増加した。3-四半期ぶりの高い伸びだが、市場予想は大きく下回った。なお、1-3月期の伸び率は1.07%から0.83%に下方修正となった。
経済の3分の2を占める個人消費支出が4.20%増加し、2014年10-12月期以来の大幅増となった。耐久財が8.36%の増加に転じ、非耐久財は5.99%増え、2007年1-3月期以来の高い伸びを記録した。サービスも3.00%の増加。
設備投資は、前期比で2.26%減少した。3-四半期連続の減少だが、前期より小幅マイナスでもある。建造物が7.93%落ち込み、機器は3.53%ダウン。一方、知的財産権が3.55%の増加となった。
住宅投資は6.11%減り、2014年1-3月期以来で前期を下回った。しかも、しかも、マイナス幅は2010年10-12月期以降最大。在庫投資は81億ドル減少し、GDPを1.16ポイント削減した。5-四半期連続、また2014年1-3月期以降最も大きなマイナス要素となった。
貿易収支は5563億ドルの赤字になり、3-四半期ぶりの小幅赤字となった。輸出が1.38%増加し、4-四半期ぶりのプラス転換。反面、輸入は0.40%減少で、2-四半期連続ダウン。政府支出は0.90%減少し、2014年10-12月期以来の前期比マイナスである。連邦政府が0.21%、地方政府は1.29%それぞれ減った。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.94%の上昇となり、2014年4-6月期以来の高い伸びだった。反面、エネルギーと食品を除いたコアの上昇率は1.71%で前期より小さい。前年との比較にすると、PCEが0.94%、コアが1.59%の上昇となった。
Posted by 松 7/29/16 - 08:57



