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2018年12月07日(金)

18/19年度世界穀物生産見通し、600万トン下方修正・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は6日付のレポートで、世界の2018/19年度穀物生産見通しを25億9520万トンと、11月の前回報告時の26億120万トンから600万トン引き下げた。下方修正により、3年ぶりに25億トンを割り込む見方に戻った格好になる。前年比にして2.4%減少。

2018/19年度の小麦生産見通しを7億2790万トンから7億2510万トンに引き下げた。トルコとロシアの下方修正を反映している。前年に比べると4.6%の減少、2013/14年度以来の低水準になる。2019年に収穫となる冬小麦の作付は北半球で進んでおり、米国では価格上昇によって増反が見込まれるという。ただ、過剰な土壌水分により作業ペースは遅いことも認識した。欧州連合(EU)も増加に転じるとみられる一方で、一部の加盟国が乾燥に悩まされていることを指摘した。ロシアとウクライナも増反見通し。中国やインドでも好天気が寄与するとの見方を示した。

2018/19年度の雑穀生産は13億5720万トンの予想で、従来の13億6030万トンから下方修正した。オオムギやソルガムを引き下げたことによるが、コーンの生産に関しては据え置き、ウクライナについては当初予想を上回るイールドを理由に引き上げたという。ただ、米国のコーンは引き下げ。雑穀生産は前年比にして2.5%減少ン9見方になる。2019/20年度の雑穀作付が南半球で行われており、アルゼンチンとブラジルのコーン生産は天候や価格が寄与して増加の見通しという。また南アフリカのコーン作付が増加見通し。

2018/19年度の穀物消費は26億4930万トンの見通しで、従来の26億5260万トンから330万トン引き下げた。それでも、前年比は1.3%の増加になる。雑穀の消費が14億330万トンから14億90万トンに下方修正。それでも過去最高を更新する見通しで、コーンの消費が3.3%増加して11億700万トン、米国と中国の需要が特に堅調とした。小麦の消費予測は7億4010万トンから7億3960万トンにやや引き下げ、前年から0.2%増加。食用は人口の増加ペースに沿って伸びるとみられるが、飼料用が生産減少や価格上昇の影響で低調と見通す。

穀物の貿易見通しは4億1590万トンから4億1660万トンに引き上げた。前年との比較にすると0.9%減少。期末在庫は7億6210万トンとみており、7億6190万トンの従来予想から僅かに上方修正、前年から6.5%縮小の見方でする。

Posted by 直    12/7/18 - 07:58 

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