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2022年12月29日(木)

債券:反発、このところ売り続いた反動で買い入る
  [場況]

債券は反発。このところ売りが続いた反動で買いが入り、期末を控えて保有債券の残存年限延長を狙った買いもあった。夜間取引で買いが先行し、10年債利回りは低下となった。朝方にいったんブレーキがかかったが、通常取引に入って前日の水準で買いが進み、下げの展開に戻った。日中には3.8%台前半に低下した。

Posted by 直    12/29/22 - 17:29   

FX:対ドル中心に円高、材料難の中でポジション調整の買い戻し
  [場況]

ドル/円:133.01、ユーロ/ドル:1.0661、ユーロ/円:141.81 (NY17:00)

為替は対ドルを中心に円高が進行。決め手となる材料が出たわけではなかったが、前日の反動もあって円に対する投機的な買い戻しが集まった。一方でドルは米長期金利の低下が重石となった。ドル/円は東京から売りが先行、133円台後半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入っても同水準でのもみ合いが継続、NYでは一段と売り圧力が強まり、133円をやや割り込むまで下げ幅を拡大した。その後は売りも一服、中盤には133円台前半まで買い戻される場面も見られたが、流れを変えるには至らず。午後には再び133円割れを試す展開となった。

ユーロ/ドルは東京から買いが優勢、1.06ドル台前半まで値を切り上げての推移となった。午後からは一段と買い意欲が強まり、ロンドン朝には1.06ドル台半ばまで上げ幅を拡大。NYに入っても買い意欲は衰えず、昼には1.06ドル台後半まで値を伸ばした。午後には買いも一服、遅くにはやや売りに押し戻された。ユーロ/円は東京から売りが先行、142円をやや割り込むまで値を切り下げた。午後からは買い意欲が強まり、ロンドンでは142円台前半まで値を回復。NY朝には改めて売りが加速、141円台半ばまで一気に値を崩した。中盤には142円台まで買い戻しが集まったが、下落の流れを止めるには至らず。午後には再び142円を割り込んだ。

Posted by 松    12/29/22 - 17:16   

ブラジルコーヒー輸出: 29日現在238.41万袋と前月を13.1%下回る
  [コーヒー]

ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)

12月29日 12月累計 前月(11/30) 前月同期比 前年同期比
輸出合計 91.311 2384.139 2744.404 ↓13.1% ↓3.8%
>アラビカ種 77.216 2074.957 2501.059 ↓17.0% ↓1.4%
>ロブスタ種 0.879 34.910 52.744 ↓33.8% ↓98.3%
>インスタント 13.216 274.272 190.601 ↑43.9% ↓87.0%

Posted by 松    12/29/22 - 16:59   

大豆:続伸、年末控えてポジション調整の買い入るも上値限られる
  [場況]

CBOT大豆3月限終値:1516-1/4↑2-0

シカゴ大豆は続伸。年末を控えてポジション調整の買いが入ったが、買い一服感もあって上値は限られた。夜間取引では売り買いにもまれ、3月限は方向の定まらない展開となった。朝方にかけて弱含む場面をみてから、通常取引に入ると買いに弾みが付いて一気に1524-1/4セントと6月17日以来の水準まで上昇。上値ですぐに買いにブレーキがかかって伸び悩み、何度か前日の終値水準に戻して最後はやや上昇で引けた。

Posted by 直    12/29/22 - 16:55   

コーン:反落、小麦下落につれ安でEIAエタノール生産データも重石
  [場況]

CBOTコーン3月限終値:679-1/2↓3-1/4

シカゴコーンは反落。小麦の下落につれ安となり、低調なEIA週間エタノール生産データもマイナスに作用した。夜間取引で売りが先行し、3月限は670セント台後半に下落した。朝方にいったん売りが細って680セントを超えるまで下げ渋ったが、通常取引で改めて売り圧力が強まって弱含み。引けまで軟調な値動きが続いた。

Posted by 直    12/29/22 - 16:53   

小麦:反落、米国の冷害懸念ほぼ織り込みとみられ利食い売り
  [場況]

CBOT小麦3月限終値:774-0↓11-1/2

シカゴ小麦は反落。米国の冷害懸念もほぼ織り込みとみられ、利食い売りが膨らんだ。ロシアの生産見通し上方修正もマイナスに作用した。夜間取引では緩やかなペースの売りの展開で、3月限はやや下落の後下げ幅を縮小。しかし、前日の終値水準で売り圧力が強まり弱含んだ。そのままほぼ一本調子で下げ、通常取引で760セント台半ばに一段安となってブレーキがかかった。

Posted by 直    12/29/22 - 16:47   

株式:反発、米長期金利の低下好感し買い戻し集まる
  [場況]

ダウ工業平均:33,220.80↑345.09
S&P500:3,849.28↑66.06
NASDAQ:10,478.09↑264.80

NY株式は反発。決め手となる材料には欠ける中ながら、米長期金利の低下などを好感、年末を控えたポジション調整の買い戻しが大きく相場を押し上げる展開となった。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、昼前には400ポイントを超えるまでに値を切り上げる展開となった。その後は買いも一服となったものの、大きく売りに押し戻されることもなく、高値圏を維持しての推移。そのまま取引を終了した。

セクター別では、すべてのセクターが上昇。中でも半導体やコンピューター関連に大きくい買いが集まった。一般消費財やバイオテクノロジーもしっかりと上昇、一方で金鉱株や生活必需品は小幅な上昇にとどまった。ダウ銘柄では、ウォルト・ディズニー(DIS)やダウ(DOW)、が3.58%、セールスフォース(CRM)が3.17%それぞれ大きく上昇。アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)も2%台後半の上昇となった。一方でウォルグリーン(WBA)とメルク(MRK)は0.2%台の小幅下落、下落したのは30銘柄中、この2銘柄のみだった。

Posted by 松    12/29/22 - 16:38   

天然ガス:続落、弱気の天気予報重石となる中で売り膨らむ
  [場況]

NYMEX天然ガス2月限終値:4.559↓0.126

NY天然ガスは続落。目先平年以上の気温が続くとの予報が出る中、暖房需要の伸び悩みが続くとの見方が改めて売りを呼び込む展開となった。在庫統計が予想を上回る大幅取り崩しとなったことも、強気には作用しなかった。2月限は夜間取引ではポジション整理の買いが優勢、朝方には4.70ドル台後半まで値を切り上げる場面も見られた。その後は一転して大きく売りに押し戻される格好となり、通常取引の開始時には4.50ドルを割り込むまでに急反落。在庫統計発表後も売りの勢いは衰えず、4.40ドル台前半まで下げ幅を拡大した。午後にはようやく売りも一服、引けにかけてややまとまった買いが入ると、4.50ドル台半ばまで値を戻した。

Posted by 松    12/29/22 - 15:00   

石油製品:ガソリンが小幅続伸となる一方、暖房油は続落
  [場況]

RBOBガソリン2月限:2.3767↑0.0046
暖房油2月限:3.1439↓0.0376

NY石油製品はガソリンが小幅続伸となる一方、暖房油は続落。相場は夜間取引では売りが先行、原油安の進行が重石となる中で軟調なて買いが続いた。通常取引開始後も新たな動きは見られなかったが、在庫統計発表後はガソリンが予想以上の取り崩しとなったことが下支えとなる中で買い意欲が強まり、ガソリンは小幅ながらプラス圏を回復して取引を終了した。

Posted by 松    12/29/22 - 14:55   

原油:続落、年末を前にしたポジション整理の売りに押される
  [場況]

NYMEX原油2月限終値:78.40↓0.56

NY原油は続落。年末を前にしたポジション整理の売りが相場を主導する中、日中を通じて軟調な展開となった。2月限は夜間取引から売りが先行、ロンドンの朝方には77ドルを割り込むまで値を切り下げる場面も見られた。その後は再び買いが優勢となり、朝方には78ドル台半ばまで値を戻したものの、プラス転換するには至らず。通常取引開始後は再び売りが膨らみ、77ドル台前半まで反落。その後は値動きも一服、77ドル台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。引け間際にはまとまった買いが入り、78ドル台まで下げ幅を縮小した。

Posted by 松    12/29/22 - 14:54   

金:反発、米長期金利の上昇やドル安好感し買い集まる
  [場況]

COMEX金2月限終値:1,826.0↑10.2

NY金は反発。米長期金利の低下やドル安の進行が支えとなる中、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。2月限は夜間取引では前日終値を中心とした、やや広いレンジ内で方向感なく上下を繰り返す展開。通常取引開始後は一転して買い意欲が強まり、1,820ドル台半ばまで一気に値を切り上げた。中盤には買いも一服、売りに押し戻される格好となったものの、プラス圏はしっかりと維持して下げ止まり。引けにかけては改めて騰勢を強める格好となり、日中高値を更新する形で取引を終了した。

Posted by 松    12/29/22 - 13:53   

コーヒー:反落、材料難の中で投機的な売りに押される
  [場況]

ICE-USコーヒー3月限終値:170.05↓3.50

NYコーヒーは反落。需給面で新たな材料が見当たらない中、前日の上昇の反動もあって投機的な売りに押される展開となった。3月限は夜間の時間帯から売りが先行、早朝には170セントの節目近辺まで値を切り下げた。その後は一旦値を回復したものの、NYに入ると改めて売りが加速、中盤には170セントを割り込むまでに下げ幅を拡大した。昼には売りも一服となったものの、最後まで170セント近辺で上値の重い展開が続いた。

Posted by 松    12/29/22 - 13:45   

砂糖:反発、前日までの下落の反動から買い戻し集まる
  [場況]

ICE-US砂糖3月限終値:20.29↑0.13

NY砂糖は反発。前日までの下落の反動もあり、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。3月限は夜間の時間帯から買いが先行、20セント台前半までレンジを切り上げてのもみ合いが続いた。NYに入ると一段と買い意欲が強まり、20セント台半ばまで上げ幅を拡大。中盤にかけては買いも一服、売りに押し戻されたものの、プラス圏はしっかりと維持して下げ止まり。最後で底堅く推移した。

Posted by 松    12/29/22 - 13:18   

7年債入札、応札倍率は2.45と前回上回る、最高利回りは3.921%
  [金融・経済]

7年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル

7年債 応札額 発行額 応札倍率 前回(11/22)
合計 85874.4 35000.0 2.45 2.33
競争入札分 85821.1 34946.7 2.46 2.33
顧客注文比率(外国中銀含む) 68.08% 61.89%
最高落札利回り(配分比率) 3.921% (16.12%) 3.890%

Posted by 松    12/29/22 - 13:06   

EIA在庫:原油は71.8万バレルの積み増し、石油製品は大幅減少
  [エネルギー]

EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル

12月23日現在 前週比 市場予想 API発表(前日)
原油在庫 418952 ↑ 718 ↓ 722 ↓ 1300
ガソリン在庫 223008 ↓ 3105 ↓ 144 ↑ 510
留出油在庫 120212 ↑ 283 ↓ 2067 ↑ 390
製油所稼働率 92.03% ↑ 1.13 ↓ 1.31 -
原油輸入 6252 ↑ 433 - -

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Posted by 松    12/29/22 - 11:09   

天然ガス在庫は2,130億立方フィートの取り崩し、予想上回る
  [エネルギー]

天然ガス在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位10億立方フィート

天然ガス在庫 12月23日 前週比 市場予想 前年比 過去5年平均比
全米(48州) 3112 ↓ 213 ↓ 201 ↓4.10% ↓2.66%

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Posted by 松    12/29/22 - 10:36   

インドネシア、バイオディーゼル混合比率引き上げ遅らせる
  [エタノール]

インドネシアエネルギー省は28日、バイオディーゼル混合比率引き上げを1ヶ月遅らせると発表した。当初は1月1日付で混合比率を現行の30%から35%に引き上げる予定だったが、2月1日に延期を決めた。理由は不明。インドネシアのディーゼルオイルはパーム油を原材料としている。インドネシア政府は、石油や燃料の輸入を減らし、また温室効果ガス排出削減に向けてパーム油の消費拡大を計画している。政府は混合比率の引き上げに加え、7月から混合比率が40%のバイオディーゼルの路上走行支援を行っており、テストは今年末で終了の予定。

Posted by 直    12/29/22 - 09:50   

ロシアの金及び外貨準備高は前週から横ばい
  [メタル]

ロシア中銀が29日に発表した週次データによると、同国の金及び外貨準備高は12月23日時点で5,817ドルと、前週から横ばいとなった。昨年末時点の6,306億ドルからは、489億ドルの減少となる。

Posted by 松    12/29/22 - 09:14   

2022年ベトナムコーヒー輸出推定、前年から10.1%増加・統計局
  [コーヒー]

ベトナム統計局によると、2022年コーヒー輸出推定は172万トンとなった。前年から10.1%増加。金額ベースにして前年比28.3%増の39億ドルという。12月だけで輸出は14万トンと推定。税関局データの11月の12万8403トンと比べて増加になる。

Posted by 直    12/29/22 - 08:55   

失業保険新規申請件数は22.5万件に増加、予想も上回る
  [経済指標]

失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件

12月24日 前週比 12月17日 市場予想
新規申請件数 225.00 ↑ 9.00 216.00 220.00
4週平均 221.00 ↓ 0.25 221.25 -
継続受給件数 1710.00 NA

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Posted by 松    12/29/22 - 08:32   

一部気象モデルがラニーニャ現象の勢力の弱まり示す・豪州気象局
  [天候]

オーストラリア気象局は月2回のレポートで、一部の気象モデルがラニーニャ現象の勢力の弱まりを示していることを指摘した。ラニーニャ現象は南半球の冬に入っても続いており、オーストラリアの北部や東部で平均以上の降雨になりやすいとコメント。しかし、気象モデルによるとエルニーニョ・南方振動(ENSO)は2023年1-2月に中立に戻り、少なくとも4月まで中立状態を保つ見通しという。ただ、この時期の気象モデルの正確さは4ヶ月以上先になると下がるため、4月以降の見通しは慎重に受け止めるべきとの見方を示した。

インド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポード現象(IOD)は中立状態にあり、オーストラリアの天候への影響はほとんどないとした。オーストラリアは12-4月の南半球モンスーン期に入ったという。また、南半球環状モード(SAM)は正の状態にあり、1-2月まで続くと見通した。正の環状モードによって南半球の夏の間オーストラリア東部とビクトリア州東部の降水量が平均を上回り、一方タスマニア州西部の降雨は平均以下になる可能性が強いという。

Posted by 直    12/29/22 - 08:27   

12/29(木)の予定
  [カレンダー]

経済指標
 ・失業保険新規申請件数 (08:30)
 ・7年債入札 (13:00)

エネルギー
 ・EIA天然ガス在庫統計 (10:30)
 ・EIA石油在庫統計 (11:00)

Posted by 松    12/29/22 - 05:42   

2022年12月28日(水)

債券:続落、引き続き利上げ継続観測が重石
  [場況]

債券は続落。引き続き利上げ継続観測が重石となった。夜間取引では買いが集まり、10年債利回りは低下。通常取引に入って一段と下がったが、3.80%で売りが膨らみ上昇に転じた。午後には一段と上がり、3.89%と11月半ば以来の高水準を付けた。

Posted by 直    12/28/22 - 17:29   

FX:円安、決め手材料に欠ける中でポジション調整の円売り進む
  [場況]

ドル/円:134.45、ユーロ/ドル:1.0610、ユーロ/円:142.70 (NY17:00)

為替は円安が進行、決め手となる材料に欠ける中、前日の流れを継いだポジション調整の円売りが全体を主導した。ドル/円は東京から買いが優勢、134円の節目近辺まで値を切り上げての推移となった。ロンドンでは一旦売りに押し戻され、133円台半ばまで値を切り下げたものの、NYに入ると改めて買いが加速、134円台前半まで値を回復した。午後に入っても買いの流れは止まらず、遅くには134円台半ばまで上げ幅を拡大した。

ユーロ/ドルは東京では1.03ドル台前半のレンジ内でのもみ合い、午後にはやや買いが優勢となり、ロンドンでは1.06ドル台前半から半ばでの推移となった。NY朝には1.06ドル台後半まで買い進まれる場面も見られたものの、その後は米株の下落につれて売り圧力が強まり、1.06ドル台前半まで反落。午後に入ってからも上値の重い展開が続いた。ユーロ/円は東京から買いが先行、142円台後半まで値を切り上げての推移となった。ロンドンでは売りが優勢、142円台前半まで値を下げたものの、NYに入ると再び騰勢を強め、142円台後半まで一気に値を回復。中盤以降は値動きも落ち着き、142円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いとなった。

Posted by 松    12/28/22 - 17:15   

ブラジルコーヒー輸出:28日現在229.28万袋と前月を16.5%下回る
  [コーヒー]

ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)

12月28日 12月累計 前月(11/29) 前月同期比 前年同期比
輸出合計 214.825 2292.828 2744.404 ↓16.5% ↑3.9%
>アラビカ種 162.391 1997.741 2501.059 ↓20.1% ↑5.9%
>ロブスタ種 1.599 34.031 52.744 ↓35.5% ↓98.2%
>インスタント 50.835 261.056 190.601 ↑37.0% ↓86.2%

Posted by 松    12/28/22 - 16:57   

大豆:続伸、アルゼンチン乾燥予報を背景に買い優勢
  [場況]

CBOT大豆3月限終値:1514-1/4↑25-1/4

シカゴ大豆は続伸。アルゼンチンの乾燥予報を背景に買いが優勢となり、中国の新型コロナウィルス規制緩和に伴う需要増加期待も寄与した。夜間取引から買いが進み、3月限は1500セント台に上昇した。通常取引でも買いの流れを続けて堅調に推移。取引終盤には買いのピッチが速まり、1510セント台後半まで上がった。

Posted by 直    12/28/22 - 16:53   

コーン:続伸、アルゼンチンの乾燥予報や大豆上昇が下支え
  [場況]

CBOTコーン3月限終値:682-3/4↑8-0

シカゴコーンは続伸。アルゼンチンの乾燥予報や大豆の上昇が下支えとなった。夜間取引では売りが先行し、3月限は小安くなった。しかし、通常取引に入って買いが集まり反発。しっかりと値を伸ばし、引け近くに683-1/2セントと11月7日以来の高値を付けた。

Posted by 直    12/28/22 - 16:47   

小麦:反発、米冬小麦への寒波による被害懸念が改めて買いを支援
  [場況]

CBOT小麦3月限終値:785-1/2↑11-0

シカゴ小麦は反発。米冬小麦への寒波による被害懸念が改めて買いを支援した。夜間取引ではまず買いが入ってから、売りも台頭する展開となり、3月限は上昇と下落を繰り返した。通常取引に入ると買いに弾みが付いて強含み。780セント台に上昇した。伸び悩む場面もあったが、その後しっかりと上がり、引け近くに787-1/2セントと1日以来の高値を付けた。

Posted by 直    12/28/22 - 16:45   

API在庫:原油は130万バレルの取り崩し、予想やや上回る
  [エネルギー]

API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル

12月23日現在 前週比 市場予想
原油在庫 ↓ 1300 ↓ 722
>オクラホマ州クッシング ↓ 340 -
ガソリン在庫 ↑ 510 ↓ 144
留出油在庫 ↑ 390 ↓ 2067

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Posted by 松    12/28/22 - 16:43   

株式:下落、将来的な景気の落ち込みに対する懸念が売り誘う
  [場況]

ダウ工業平均:32,875.71↓365.85
S&P500:3,783.22↓6.03
NASDAQ:10,213.29↓39.94

NY株式は下落。将来的な景気の落ち込みに対する懸念が改めて高まる中、日中を通じて投機的な売りが相場を主導する展開となった。ダウ平均は寄り付き後しばらく買いが優勢となったものの、その後売りに押し戻されあっさりとマイナス転落。昼過ぎにはそのまま300ポイント以上い値を切り下げる展開となった。午後には一旦買い戻しが集まり下げ幅を縮小したものの、流れを強気に変えるには至らず。午後には改めて売り圧力が強まり、日中安値を更新する形で取引を終了した。

セクター別では、全てのセクターが下落。金鉱株やエネルギー関連、保険株の値下がりが大きくなったほか、運輸株やコンピューター関連にも売りが膨らんだ。一方で銀行株や薬品株は引け区的小幅な下げにとどまった。ダウ銘柄では、JPモルガン・チェース(JPM)が0.55%の上昇となった以外、30銘柄中29銘柄が下落。アップル(AAPL)が3.07%の下落となったほか、ウォルト・ディズニー(DIS)やダウ(DOW)、ナイキも2%を超える下げを記録した。

Posted by 松    12/28/22 - 16:41   

エジプトGASC、20万トンのロシア産小麦買い付け
  [穀物・大豆]

エジプト商品供給公社(GASC)が28日に20万トンのロシア産小麦を買い付けたと報じられた。ロイターによると、価格は1トン339ドル。2023年2月1-15日出荷の予定という。

Posted by 直    12/28/22 - 16:32   

天然ガス:大幅続落、弱気の天気予報が改めて売り呼び込む
  [場況]

NYMEX天然ガス2月限終値:4.685↓0.433

NY天然ガスは大幅続落。来月半ばにかけても平年以上の気温が続くとの予報が出る中、暖房需要の減少観測が改めて売りを呼び込む展開となった。2月限は夜間取引から売りが先行、4.80ドル台までレンジを切り下げての推移となった。通常取引開始後には改めて売り圧力が強まり、中盤には4.40ドル台まで大きく下げ幅を拡大。午後に入るとようやく売りも一服、引けにかけてはポジション整理の買い戻しが集まり4.70ドル台まで値を回復した。

Posted by 松    12/28/22 - 14:49   

石油製品:ガソリンが小幅反発となる一方、暖房油は反落
  [場況]

RBOBガソリン2月限:2.3721↑0.0038
暖房油2月限:3.2999↓0.0132

NY石油製品はガソリンが小幅反発となる一方、暖房油は反落。相場は夜間取引から売りが優勢、原油が軟調に推移する中、通常取引開始後には一段と下げ足を速める格好となった。中盤には売りも一服、午後からは投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる格好となり、ガソリンは小幅ながらプラス圏を回復して取引を終了した。

Posted by 松    12/28/22 - 14:49   

原油:続落、株価の下落につれてポジション整理の売り膨らむ
  [場況]

NYMEX原油2月限終値:78.96↓0.57

NY原油は続落。将来的な景気の落ち込みに対する懸念が多感る中、株価の下落につれてポジション整理の売りが膨らんだ。2月限は夜間取引から売りが優勢、79ドルの節目近辺まで値を切り下げてのもみ合いとなった。通常取引開始後には一旦プラス圏まで買い戻される場面も見られたものの、その後は一転して売り一色の展開となり、77ドル台前半まで急反落。中盤には売りも一服、午後にかけてジリジリと買い戻しが集まる格好となり、最後は79ドル近辺まで下げ幅を縮小した。

Posted by 松    12/28/22 - 14:48   

金:反落、ドル高の進行重石となる中で手仕舞い売りに押される
  [場況]

COMEX金2月限終値:1,815.8↓7.3

NY金は反落。ドル高の進行が重石となる中でポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。2月限は夜間取引から売りが先行、1,810ドルをやや割り込んだあたりまで値を切り下げてのもみ合いが続いた。通常取引開始後には1,810ドル台後半まで値を回復する場面も見られたものの、中盤にかけては改めて売り圧力が強まり1,804ドルまで下げ幅を拡大。その後は一転して買い意欲が強まり、1,810ドル台半ばまで値を戻して取引を終了した。

Posted by 松    12/28/22 - 13:51   

コーヒー:大幅反発、前日の急落の反動から買い戻し集まる
  [場況]

ICE-USコーヒー3月限終値:173.55↑6.60

NYコーヒーは大幅反発。需給面で新たな材料が出たわけではなかったが、前日の急落の反動もあって投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げた。3月限は夜間の時間帯から買いが先行、NYに入ると170セントの節目を回復した。その後も買いの勢いは衰えず、中盤には175セントに迫るまで上げ幅を拡大。昼前には上昇も一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。

Posted by 松    12/28/22 - 13:45   

砂糖:続落、原油安重石となる中でポジション整理の売りに押される
  [場況]

ICE-US砂糖3月限終値:20.16↓0.16

NY砂糖は続落。原油安の進行などが重石となる中、前日の流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導した。3月限は夜間の時間帯はややマイナス圏に入ったあたりで、上値の重い展開。朝方からは一転して買い意欲が強まりプラス圏を回復、NYに入ると20セント台半ばまで一気に値を伸ばした。その後は再び売りに押し戻される格好となり、20.10セント台まで急反落。中盤には20.20セント台まで値を戻したものの、プラス転換することなく息切れ。最後は改めて上値が重くなった。

Posted by 松    12/28/22 - 13:16   

ユーロシステムの金準備高は前週から横ばい
  [メタル]

ECBが28日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は12月23日現在5,928億5,000万ユーロと、前週から横ばいとなった。

Posted by 松    12/28/22 - 13:11   

5年債入札、応札倍率は2.46と前回上回る、最高利回りは3.973%
  [金融・経済]

5年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル

5年債入札 応札額 発行額 応札倍率 前回(11/21)
合計 105588.0 43000.0 2.46 2.39
競争入札分 105449.1 42861.2 2.46 2.39
顧客注文比率(外国中銀含む) 64.51% 66.22%
最高落札利回り(配分比率) 3.973% (37.18%) 3.974%

Posted by 松    12/28/22 - 13:07   

天然ガス在庫は2,010億立方フィートの取り崩し予想
  [エネルギー]

天然ガス在庫統計市場予想
29日 NY10:30発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計

予想平均 予想レンジ
天然ガス在庫 ↓ 201.0 ↓ 218.0 〜 ↓ 190.0
>前週 ↓ 87.0
>前年 ↓ 55.0
>過去5年平均 ↓ 105.6

Posted by 松    12/28/22 - 12:09   

2年変動金利債(FRN)入札リ・オープン、応札倍率は3.40
  [経済指標]

2年変動金利債(FRN)入札
出所:米財務省、単位100万ドル (Re-Opening)

2年変動金利債(FRN) 応札額 発行額 応札倍率 前回(11/22)
合計 74867.3 22000.2 3.40 2.45
競争入札分 74834.0 21966.9 3.41 2.45
顧客注文比率(外国中銀含む) 60.67% 43.62%
最高割引マージン(配分比率) 0.239% (81.80%) 0.220%

Posted by 松    12/28/22 - 11:43   

11月住宅販売ペンディング指数は前月から4.03%、予想以上の低下
  [経済指標]

住宅販売ペンディング(契約進行中)指数
出所:全米不動産協会、NY10:00発表、季節調整値、年率

22年11月 前月比 前年比 市場予想
ペンディング指数 73.9 ↓4.03% ↓37.79% ↓0.2%

続きを読む

Posted by 松    12/28/22 - 10:01   

米チェーンストア売上高、24日時点で前年から9.6%上昇
  [経済指標]

米小売調査レッドブック・リサーチが28日に発表した週次レポートによると、国内チェーンストア売上高は24日時点で前年同期から9.6%上昇した。4週間ぶりの高い伸びになった。

Posted by 直    12/28/22 - 09:02   

22/23年ウクライナ穀物輸出、28日時点で前年30.3%下回る・農務省
  [穀物・大豆]

ウクライナ農務省によると、同国の2022/23年度(7-6月)穀物輸出は28日時点で2202万4000トンと、前年同期を30.3%下回った。12月だけで前年比24.4%減の414万1000トン。小麦輸出が28日時点で816万7000トンになり、前年から48.0%落ち込んだが、コーンは47.2%増えて1216万5000トンとなった。

Posted by 直    12/28/22 - 08:30   

22/23年度EU砂糖生産見通し下方修正、前年比9.7%減少
  [砂糖]

欧州委員会によると、欧州連合(EU)の2022/23年度(10-9月)砂糖生産見通しは1502万9000トンと、従来の1550万トンから下方修正となった。前年比9.7%減少で、2年ぶりのマイナス転落。EU最大のドイツが421万8000トンから403万1000トン、2位のフランスは439万9000トンから400万6000トンに下方修正。それぞれ前年との比較で13.6%と12.0%の減少になる。3位のポーランドの生産は207万トンから205万9000トンに若干の修正で、前年から10.7%ダウン。

2022/23年度消費が1475万トンの従来予想から1488万トンに修正となった。前年に比べると1.9%減少。輸出は342万トンから319万トンに下方修正、前年を7.8%下回る。委員会はこのほか、期末在庫を130万5000トンから132万3000トンに引き上げた。それでも、前年から12.6%縮小になる。

Posted by 直    12/28/22 - 08:17   

12/28(水)の予定
  [カレンダー]

経済指標
 ・11月住宅販売ペンディング(契約進行中)指数 (10:00)
 ・2年変動金利債 (FRN)入札 (Re-Opening) (11:30)
 ・5年債入札 (13:00)

エネルギー
 ・API石油在庫統計 (16:30)

納会日
・メタル 12月限納会
・天然ガス 1月限納会

Posted by 松    12/28/22 - 05:23   

2022年12月27日(火)

FX:円安、材料難の中でポジション調整の円売りが全体を主導
  [場況]

ドル/円:133.48、ユーロ/ドル:1.0639、ユーロ/円:142.01 (NY17:00)

為替は円安が進行、ファンダメンタルズ面で大きな材料が見当たらない中、先週後半の流れを継いだポジション調整の円売りが全体を主導した。ドル/円は東京では132円台後半でのもみ合い、ロンドンに入ると買い意欲が強まり、133円台前半まで値を切り上げた。NYに入ると133円台半ばまで上げ幅を拡大、その後は売りに押し戻されたものの、押し目では買い意欲も強く、133円台を維持してしっかりと下げ止まり。午後には再び133円台半ばまでレンジを切り上げた。

ユーロ/ドルは東京から買いが優勢、ロンドンにかけて1.06ドル台半ばから後半のレンジまで値を切り上げてのもみ合いとなった。NY朝にまとまった売りが出ると、1.06ドルの節目近辺まで急反落。中盤にかけては再び買いが集まり、1.06ドル台半ばまで値を回復、午後には動意も薄くなった。ユーロ/円は東京から買いが優勢、141円台半ばまで値を切り上げての推移となった。ロンドンに入ると一段と騰勢を強める格好となり、142円台前半まで上げ幅を拡大。NY朝には一旦141円台後半まで売りに押し戻されたが、押し目では買い意欲も強く、中盤以降は142円の節目近辺まで値を戻してのもみ合いが続いた。

Posted by 松    12/27/22 - 17:18   

債券:続落、連休から戻り改めて積極的な利上げ継続観測から売り
  [場況]

債券は続落。クリスマスの連休から戻り、改めて積極的な利上げ観測から売りの展開となった。夜間取引ではまず買いもみられたが、一巡して売りが進み10年債利回りは上昇にシフト。通常取引ではペースも速まって3.8%台に乗せた。午後に一段と上がり、3.86%と11月半ば以来の高水準を付けた。

Posted by 直    12/27/22 - 17:09   

ブラジルコーヒー輸出:27日現在207.80万袋と前月を17.3%下回る
  [コーヒー]

ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)

12月27日 12月累計 前月(11/25) 前月同期比 前年同期比
輸出合計 169.344 2078.003 2514.208 ↓17.3% ↑8.9%
>アラビカ種 155.062 1835.350 2322.522 ↓21.0% ↑11.7%
>ロブスタ種 4.723 32.432 44.804 ↓27.6% ↓98.0%
>インスタント 9.559 210.221 146.882 ↑43.1% ↓87.2%

Posted by 松    12/27/22 - 16:55   

大豆:続伸、中国コロナ規制緩和やアルゼンチンの高温乾燥が支援
  [場況]

CBOT大豆3月限終値:1489-0↑4-1/2

シカゴ大豆は続伸。中国の新型コロナウィルス規制緩和やアルゼンチンの高温乾燥が買いを支援した。クリスマス後で夜間取引がなく、通常取引開始後から大きく買いが進んだ。3月限は早々に1522-3/4セントと6月21日以来の高値を付ける上昇。すぐにブレーキがかかって上げ幅を縮小したが、引けまでプラス圏での推移を維持した。

Posted by 直    12/27/22 - 16:43   

コーン:続伸、日本向け輸出成約報告手掛かりに買い集まる
  [場況]

CBOTコーン3月限終値:674-3/4↑8-1/2

シカゴコーンは続伸。USDAへの日本向け輸出成約報告を手掛かりに買いが集まり、アルゼンチンの乾燥も改めて下支えとなった。クリスマスの休みに伴い夜間取引は休みだったことから、通常取引が始まって3月限は一気に670セント台に上昇した。675-3/4セントと11月15日以来の水準まで上がり、その後ペースこそ鈍りながらも買いの流れを継続。670セント割れ近くまで伸び悩んでから、取引終盤に強含んだ。

Posted by 直    12/27/22 - 16:41   

株式:ダウ平均が小幅続伸の一方、S&P500とナスダックは反落
  [場況]

ダウ工業平均:33,241.56↑37.63
S&P500:3,829.25↓15.57
NASDAQ:10,353.23↓144.64

NY株式はダウ工業平均が小幅続伸となる一方、S&P500種とナスダック総合指数は反落。決め手となる材料が見当たらない中で先週末の流れを継いだ投機的な買いが相場を主導する一方、ハイテク銘柄などには米長期金利の上昇を嫌気した売りが集まった。ダウ銘柄は、寄り付き後しばらくは売りが優勢、100ポイント以上値を切り下げる格好となったものの、中盤にかけてはまとまった買いが入り、しっかりとプラス転換。昼には100ポイント台後半まで上げ幅を拡大した。その後は再び売りに押し戻される格好となり、小幅ながらもマイナス転落したものの、最後は改めて買いが集まりプラス圏で取引を終了した。

セクター別では、金鉱株に大きく買いが集まったほか、エネルギー関連や公益株、生活必需品、銀行株も上昇。一方で半導体や薬品株、一般消費財、コンピューター関連は値を切り下げた。ダウ銘柄では、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が2.19%の上昇となったほか、キャタピラー(CAT)やシェブロン(CVX)、ナイキ(NKE)の上昇も1%を超えた。一方でウォルト・ディズニー(DIS)は1.86%の下落、アップル(AAPL)やゴールドマン・サックスも1%を超える下げとなった。

Posted by 松    12/27/22 - 16:39   

小麦:小反落、冷害懸念から買いの一方テクニカルな売りも
  [場況]

CBOT小麦3月限終値:774-1/2↓1-1/2

シカゴ小麦は小反落。米冬小麦の冷害懸念から買いが入る一方で、テクニカルな売りもあってもみ合いとなった。クリスマスの3連休に絡んで夜間取引はなく、通常取引開始後から売り買いが交錯し、3月限はまず770セントを割り込む下落の後急反発。しかし、784-1/2セントと1日以来の高値を付けて早々に値を消した。日中は前週末終値を挟んで上下に振れ、最後はややマイナス引けとなった。

Posted by 直    12/27/22 - 16:34   

天然ガス:続伸、売られ過ぎ感高まる中でい戻し集まる
  [場況]

NYMEX天然ガス2月限終値:5.118↑0.138

NY天然ガスは続伸。ここまでの急落で売られ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の買い戻しが相場を主導する展開となった。週末の記録的な寒波を受け、在庫が大幅に取り崩されるとの見方も強気に作用した。2月限は夜間取引の開始時から買いが先行、早々に5.10ドル台後半まで値を切り上げた。買い一巡後はジリジリと値を切り下げる格好となり、早朝には一時5ドルの節目を割り込む場面も見られたものの、この水準では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。朝方には5.10ドル台まで値を回復したが、その後は再び5ドル割れを試すまでに売りが膨らむなど、不安定な上下を繰り返す展開が続いた。昼からは徐々に騰勢を強める格好となり、5.10ドル台まで値を戻して取引を終了した。

Posted by 松    12/27/22 - 14:55   

石油製品:ガソリンが反落となる一方、暖房油は続伸
  [場況]

RBOBガソリン2月限:2.3683↓0.262
暖房油2月限:3.3131↑0.0893

NY石油製品はガソリンが反落となる一方、暖房油は続伸。相場は夜間取引では買いが先行、原油の上昇につれてしっかりと値を切り上げる展開となった。朝方には売りに押され小幅ながらもマイナス転落したものの、通常取引開始後は改めて買いが加速、昼にかかて大きく値を伸ばした。その後はガソリンに売りが膨らみマイナス圏まで値を下げた一方、暖房油は高値圏を維持したまま終了した。

Posted by 松    12/27/22 - 14:49   

原油:小幅反落、ロシアの石油供給停止で買い先行も最後は売り
  [場況]

NYMEX原油2月限終値:79.53↓0.03

NY原油は小幅反落。ロシアがプライスキャップ制に参加する国に対する石油供給の停止を打ち出したことなどが支えとなる中で投機的な買いが先行したものの、最後は株価の下落を嫌気する形でポジション整理の売りに押された。2月限は夜間取引から買いが先行、80ドルの節目を回復してのもみ合いとなった。朝方には上値が重くなる場面も見られたものの、通常取引開始後には改めて騰勢を強める格好となり、81ドル台まで一気に上げ幅を拡大。午後には買いも一服、引けにかけて急速に売り圧力が強まり、最後は小幅ながらマイナス圏まで値を下げた。

Posted by 松    12/27/22 - 14:48   

金:続伸、株価の下落受けて安全資産の需要強まる
  [場況]

COMEX金2月限終値:1,823.1↑18.9

NY金は続伸。米長期金利の上昇にも関わらず、株価の下落を受けて投資家のリスク回避し志向が強まる中で安全資産としての需要がしっかりと相場を押し上げる展開となった。2月限は夜間取引から買いが先行、1,810ドル台半ばまで値を切り上げての推移となった。通常取引開始時には一旦値を切り下げたものの、株式市場が開くと一転して買い一色の展開、1,840ドル台まで一気に値を切り上げた。買い一巡後はポジション整理の売りが優勢となったが、1,820ドル台でしっかりと下げ止まった。

Posted by 松    12/27/22 - 13:58   

コーヒー:大幅反落、材料に欠ける中でポジション整理の売りが加速
  [場況]

ICE-USコーヒー3月限終値:169.95↓5.05

NYコーヒーは大幅反落。需給面で大きな材料が出たわけではなかったが、ここまでの上昇の反動もあり、ポジション整理の売りに押される展開となった。3月限はロンドン市場が休みのため、NY時間7:30から取引を開始。早々に170セントの節目を割り込んでの推移となった。中盤以降は改めて売り圧力が強まり、昼には165セント台まで下げ幅を拡大。引けにかけては売りも一服となったが、最後まで上値の重いまま取引を終了した。

Posted by 松    12/27/22 - 13:42   

砂糖:大幅反落、買われ過ぎ感高まる中で手仕舞い売りが加速
  [場況]

ICE-US砂糖3月限終値:20.32↓0.66

NY砂糖は大幅反落。ここまでの上昇で買われ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の売りに大きく押し戻される格好となった。ブラジルCONABが生産見通しを引き上げたことも弱気に作用した。3月限はロンドン市場が休みのため、NY時間7:30から取引を開始。早々に売り一色の展開となり、中盤には20セント台半ばまで値を切り下げた。その後はややペースこそ鈍ったものの、売りの流れは止まらず。最後にまとまった売りが出ると、20.20セント台まで下げ幅を拡大して取引を終了した。

Posted by 松    12/27/22 - 13:31   

ロシア、プライスキャップ制への参加国に対する石油供給を停止
  [エネルギー]

ロシアのプーチン大統領は27日、欧米による制裁措置に対する報復措置として、プライスキャップ制に参加する国に対して原油および石油製品の供給を停止する方針を明らかにした。供給停止は来年2月1日から7月1日までの5ヶ月間に渡って実施される。

Posted by 松    12/27/22 - 13:18   

2年債入札、応札倍率は2.71と前回上回る、最高利回りは4.373%
  [金融・経済]

2年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル

2年債 応札額 発行額 応札倍率 前回(11/21)
合計 113955.6 42000.0 2.71 2.64
競争入札分 113099.7 41144.1 2.75 2.69
顧客注文比率(外国中銀含む) 62.22% 56.98%
最高落札利回り(配分比率) 4.373% (83.88%) 4.505%

Posted by 松    12/27/22 - 13:06   

22/23年ウクライナ穀物輸出、26日時点で前年32%下回る・農務省
  [穀物・大豆]

ウクライナ農務省によると、同国の2022/23年度(7-6月)穀物輸出は26日時点で2147万8000トンと、前年同期を32.0%下回った。12月だけで前年比34.4%減の359万5000トン。小麦輸出が799万7000トン、コーンは1180万6000トンになった。

Posted by 直    12/27/22 - 11:58   

輸出検証高:コーンは前週から増加、小麦と大豆は減少
  [穀物・大豆]

USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン

12月22日 前週比 前年比 期初来 前年比
小麦 280.6 ↓7.7% ↓10.8% 11721.2 ↓2.1%
コーン 856.6 ↑3.6% ↓10.3% 8842.5 ↓28.1%
大豆 1753.1 ↓10.7% ↑0.1% 27132.7 ↓7.0%

Posted by 松    12/27/22 - 11:40   

ブラジル砂糖きび生産見通し上方修正、初回予想も上回る・CONAB
  [砂糖]

ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は27日、同国の2022/23年度砂糖きび生産見通しを5億9834万5400トンと、8月の前回報告時の5億7287万4900トンから引き上げた。4月に発表した初回予想の5億9606万6300トンを上回り、また前年比3.4%増加の見方になった。作付予想は前年比0.5%減の830万7300ヘクタールで、812万7700ヘクタールから上方修正。イールドを7万484キログラムから7万2026キログラムに引き上げ、前年との比較で3.9%の上昇になる。

2022/23年度の砂糖生産見通しは3389万3300トンから3637万2600トンに引き上げた。前年から4.1%増加になる。ただ、初回予想の4028万2300トンには届かない。エタノールの生産は砂糖きび由来とコーン由来あわせて265億9607万9700リットルの見通しで、258億2784万200リットルの従来予想から引き上げた。初回予想の248億1170万リットルから2回連続上方修正で、この結果前年と比べて0.7%と僅かにも増加見通しにシフトなった。

生産の大半を占める中南部の2021/22年度砂糖きび生産は、5億1453万2300トンから5億9834万5400トンに引き上げた。これも初回予想での5億3905万4400トン以上である。前年からは2.8%増加見通し。作付を721万1900ヘクタールから738万5500ヘクタールに上方修正し、前年比にすると0.9%ダウン。イールドは前年の7万458キログラムから7万3058キログラムに上昇。従来の7万1345キログラムから引き上げた。中南部の砂糖生産見通しは3312万1200トン。初回予想の3643万5000トンから8月に3071万9000トンに引き下げたが、今回は上方修正で、前年との比較にすると3.4%増加となる。エタノール生産は前年比0.3%増の265億9607万9700リットルとした。従来の234億8618万5300リットルから上方修正、初回予想の229億7140万リットルから2回連続して引き上げた。

Posted by 直    12/27/22 - 10:34   

日本向けで17.75万トンのコーン輸出成約報告・USDA
  [穀物・大豆]

米農務省(USDA)は27日、民間業者から日本向けで17万7500トンのコーン輸出成約報告を受けたことを発表した。7500トンが2022/23年度産、17万トンが2023/24年度産という。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。

Posted by 直    12/27/22 - 09:29   

10月米連邦住宅金融庁(FHFA)住宅価格指数は前月からほぼ横ばい
  [場況]

米連邦住宅金融庁(FHFA)住宅価格指数
出所:米連邦住宅金融庁(FHFA)、 NY9:00発表、1991年=100

月ベース 22年10月 前月比 前年比 22年9月 修正前
全米 392.72 ↑0.01% ↑9.78% ↑0.12% ↑0.08%

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Posted by 松    12/27/22 - 09:17   

10月ケース・シラー住宅価格指数、20都市は前年比8.64%上昇
  [経済指標]

S&P/ケース・シラー住宅価格指数
出所:スタンダード・アンド・プアーズ社、NY9:00発表、2000年=100

22年10月 前月比 前年比 22年9月 修正前 市場予想(前年比)
10都市総合 315.13 ↓0.68% ↑7.99% ↓1.43% ↓1.43% NA
20都市総合 303.86 ↓0.78% ↑8.64% ↓1.49% ↓1.49% ↑8.0%
全米 298.99 ↓0.53% ↑9.24% ↓1.03% ↓1.01% NA

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Posted by 松    12/27/22 - 09:09   

22/23年ブラジル中南部砂糖きび圧搾、12月前半は前年の7.3倍
  [砂糖]

ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)が発表した国内中南部の2022/23年度(4-3月)砂糖きび収穫報告によると、12月前半の圧搾高は561万3000トンと、前年同期の7.3倍に膨らんだ。4月に2022/23年度が始まって最大の伸びを記録。2022/23年度の圧搾高は12月16日時点で5億3897万9000トン、前年同期から3.13%増加になった。

12月前半の砂糖生産は29万8000トン、エタノールが4億8262万リトルで、ぞれぞれ前年の12.4倍、2.4倍となった。無水エタノールと含水エタノールは2倍超。砂糖とエタノールともに今シーズン最も大きな前年比プラスを更新した。2022/23年度の砂糖生産は16日時点で3329万2000トンになり、前年から3.84%増加。エタノールは前年比2.52%増の271億4600万リットルとなった。

16日時点での砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は141.15キログラムと、前年同期の142.97キログラムを下回った。砂糖きびの消費比率は砂糖生産が前年同期の45.03%から45.93%に上がり、エタノール生産が54.974%から54.07%にダウン。

Posted by 直    12/27/22 - 08:59   

11月貿易収支(モノ)速報値833.5億ドルの赤字、前月から縮小
  [経済指標]

貿易収支(モノ-Goods)速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字

22年11月 前月比 22年10月
貿易収支 (Goods-Census Basis) ▲83347 ↓15.64% ▲98803
輸出 168864 ↓3.05% 174178
輸入 252211 ↓7.61% 272982

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Posted by 松    12/27/22 - 08:31   

2022年オーストラリア砂糖きび圧搾、12月18日時点で91.7%終了
  [砂糖]

オーストラリアの砂糖製造業者協議会(ASMC)によると、国内の2022年砂糖きび圧搾は12月18日時点で3065万6012トンと、事前予想の91.7%終了した。進捗ペースは前年同期の99.13%に比べて遅い。圧搾は最終的に3344万6443トンになるとの見通し。シーズン初め時点での3158万6300トンの予想を上回る。

Posted by 直    12/27/22 - 08:29   

フィリピンコーン消費見通し下方修正、飼料用引き下げを反映
  [穀物・大豆]

米農務省(USDA)アタシェによると、フィリピンの2022/23年度コーン消費見通しは900万トンと、従来の960万トンから下方修正となった。飼料用が750万トンから690万トンに引き下げられたのを反映している。それでも、前年との比較にすると1.5%増加。消費全体でも前年比1.1%増加する。食用は前年比横ばいの210万トンで据え置き。輸入が100万トンの見通しで、前年に比べて66.7%増加。ただ、従来の170万トンから下方修正となった。生産見通しは790万トンで修正なし、前年から5.3%減少する。

Posted by 直    12/27/22 - 08:21   

EUコーン生産推定9回連続下方修正、前年から29%落ち込む
  [穀物・大豆]

欧州委員会は12月の需給レポートで、欧州連合(EU)の2022/23年度2022/23年度コーン生産推定を5209万9000トンと、前回報告での5329万2000トンから引き下げた。9回連続の下方修正で、前年から28.8%の落ち込みになる。作付推定が前年比3.4%減の893万5000ヘクタール、イールドは前年の8トンから6トンに低下。

軟質小麦生産推定は1億2644万1000トンで、前月時点での1億2698万6000トンから引き下げた。小幅にも2回連続の下方修正になる。前年に比べると2.0%減少。作付を2190万6000ヘクタールとみており、前年から0.4%増加、イールドは前年と同水準の6トンとみている。小麦輸出は3400万トンの見通しで据え置いた。前年比にすると16.2%の増加になる。

Posted by 直    12/27/22 - 08:11   

12/27(火)の予定
  [カレンダー]

経済指標
 ・11月貿易収支(モノ-Goods)速報値 (08:30)
 ・10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 (09:00)
 ・10月米連邦住宅金融庁(FHFA)住宅価格指数 (09:00)
 ・2年債入札 (13:00)

エネルギー
 ・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)

農産物
 ・ブラジル商品供給公社(CONAB)砂糖きび生産推定
 ・USDA輸出検証高 (11:00)

納会日
・石油製品・天然ガス 1月限OP 納会

Posted by 松    12/27/22 - 05:46   

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