ホーム 無責任トーク 予想 データ ニュース 相場ひとひねり よそうかい横丁 リンク サイト案内

はやみみニュース アップデート



12月

2022


        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31


カテゴリーリスト

検索




最近のはやみみ


2022年12月15日(木)

FX:円全面安、欧米中銀と日銀の政策の違いが改めて売り呼び込む
  [場況]

ドル/円:137.77、ユーロ/ドル:1.0626、ユーロ/円:146.45 (NY17:00)

為替は円全面安の展開。前日のFOMCに続いて英中銀やECBも50bpの追加利上げを決定、緩和策を維持する日銀との違いが改めて材料視される中で円に売りが膨らんだ。ドル/円は東京から買いが優勢、135円台後半まで値を切り上げての推移となった。ロンドンに入ると一段と買い意欲が強まり、136円台後半まで上げ幅を拡大。NY朝には一旦売りに押される格好となったものの、その後改めて買いが加速、昼前には138円を回復するまで一気に上げ幅を拡大した。午後には買いも一服、137円台後半のレンジ内での推移が続いた。

ユーロ/ドルは東京から売りが優勢、1.06ドル台半ばまで値を切り下げての推移となった。午後には一段と売り圧力が強まり、ロンドンでは1.06ドル台前半まで下げ幅を拡大してのもみ合い。NY朝にはECBの利上げ決定を受けて一旦は1.07ドル台前半まで急反発したものの、中盤にかけては改めて売りに押し戻される格好となり、午後には1.06ドル台前半での推移が続いた。ユーロ/円は東京では144円台前半から半ばにかけてのレンジ内でのもみ合い、ロンドンに入ると買い意欲が強まり、145円台前半まで値を切り上げた。NYでは一段と騰勢を強める格好となり、146円台後半まで上げ幅を拡大。昼には買いも一服、146円台前半から半ばのレンジ内での推移が続いた。

Posted by 松    12/15/22 - 17:07   

株式:大幅続落、主要中銀の積極的な利上げ方針を改めて嫌気
  [場況]

ダウ工業平均:33,202.22↓764.13
S&P500:3,895.75↓99.57
NASDAQ:10,810.53↓360.36

NY株式は大幅続落、前日のFOMCに続き、英中銀やECBも50bpの追加利上げを決定、世界の主要中銀がインフレ抑制のために積極的な利上げを継続するとの見方や、将来的なリセッションに対する懸念が改めて高まる中でリスク回避の売りが加速した。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、中盤以降も下落の勢いは衰えず、午後には一時900ポイントを超えるまでに下げ幅を拡大した。その後は売りも一服、ポジション調整の買い戻しが優勢となったものの、反発は限定的なものにとどまった。

セクター別では、全てのセクターが下落。中でも金鉱株や半導体、コンピューター関連の下げがきつくなった。運輸株や通信、素材にも売りが膨らんだ。一方エネルギー関連は比較的小幅な下げにとどまった。ダウ銘柄では、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が0.85%の上昇、上昇したのは30銘柄中この銘柄のみとなった。一方でIBM(IBM)は5.00%、アップル(AAPL)は4.69%それぞれ大きく下落、インテル(INTC)やウォルト・ディズニー(DIS)、ダウ(DOW)、セールスフォース(CRM)、マイクロソフト(MSFT)も3%を超える下落を記録した。

Posted by 松    12/15/22 - 16:54   

債券:続伸、弱気の経済指標で景気不安から買い集まる
  [場況]

債券は続伸。朝方発表された11月の小売売上高が予想以上の落ち込みとなり、11月鉱工業生産や12月ニューヨーク連銀指数も悪化で、景気不安から買いが集まった。夜間取引では売りの場面もあったが、一巡して買いが進み、10年債利回りは低下。通常取引で一段と買いに弾みが付き、午後に3.4%台前半まで下がった。

Posted by 直    12/15/22 - 16:48   

ブラジルコーヒー輸出:15日現在102.72万袋と前月を9.9%下回る
  [コーヒー]

ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)

12月15日 12月累計 前月(11/16) 前月同期比 前年同期比
輸出合計 111.479 1027.162 1139.846 ↓9.9% ↑47.5%
>アラビカ種 101.242 966.076 1094.088 ↓11.7% ↑64.2%
>ロブスタ種 2.912 15.289 16.629 ↓8.1% ↓97.4%
>インスタント 7.325 45.797 29.129 ↑57.2% ↓92.2%

Posted by 松    12/15/22 - 16:37   

10月対米証券投資は678.4億ドルの流入超、前月からは縮小
  [経済指標]

対米証券投資
出所:米財務省、NY16:00発表、単位100万ドル

22年10月 22年9月
ネット流入額 債券・株式合計 67838 117657
純資本フロー(TIC) 179908 30356

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 16:13   

全米コーヒー生豆在庫、11月末時点で前月から1.1%増加
  [コーヒー]

全米コーヒー生豆在庫
出所:米コーヒー生豆協会、単位1,000袋

11/30/22 10/31/22 前月比 (%) 前年比
全米合計 6390.424 6320.157 ↑ 70.267 ↑ 1.11% ↑ 9.36%

Posted by 松    12/15/22 - 15:17   

天然ガス:反発、厳しい冷え込み続く中でしっかりと買い集まる
  [場況]

NYMEX天然ガス1月限終値:6.970↑0.540

NY天然ガスは反発。目先中西部や北東部で厳しい冷え込みが続くとの予報が出る中、暖房需要の増加観測が投機的な買いを呼び込む展開となった。1月限は夜間取引から買いが先行、6.50ドルまで値を切り上げてのもみ合いとなった。通常取引開始後には一段と騰勢を強める格好となり、6.70ドル台まで上げ幅を拡大。在庫統計発表後は一旦売りに押し戻されたものの、押し目では買い意欲も強く、午後には一時7ドルの大台を回復するまでに値を伸ばした。買い一巡後もしっかりと高値圏を維持、そのまま取引を終了した。

Posted by 松    12/15/22 - 14:55   

石油製品:ガソリンが反落となる一方、暖房油は小幅続伸
  [場況]

RBOBガソリン1月限:2.1668↓0.0776
暖房油1月限:3.2834↑0.0066

NY石油製品はガソリンが反落となる一方、暖房油は小幅続伸。原油や株の下落を嫌気する形で中盤まで軟調に推移したが、その後寒波による暖房需要の増加観測が支えとなる中で暖房油に買いが集まった。相場は夜間取引から売りが先行、通常取引開始後も値を切り下げる展開となった。中盤以降は一転して買い意欲が強まり、暖房油はプラス転換、ガソリンは最後に再び売りが膨らんだ。

Posted by 松    12/15/22 - 14:51   

原油:反落、株価の急落やドル高嫌気しポジション整理の売り膨らむ
  [場況]

NYMEX原油2月限終値:76.15↓1.16

NY原油は反落。ここまでの上昇の勢いも一服、株価の急落やドル高の進行が重石となる中でポジション整理の売りが相場を主導した。2月限は夜間取引から売りが先行、76ドル台半ばまで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ると買い意欲が強まりプラス圏を回復、そのまま77ドル台後半まで値を切り上げたものの、高値では売り圧力も強く、朝方にかけては前日終値近辺まで値を切り下げてのもみ合い。通常取引開始後は一段と売り圧力が強まり、昼前には75ドル台半ばまで一気に値を崩した。売り一巡後は再び77ドル台まで買い戻しが集まったが、プラス転換するには至らず、最後は売りに押された。

Posted by 松    12/15/22 - 14:51   

大豆:反落、ブラジルの降雨や需要の先行き不透明感が重石
  [場況]

CBOT大豆1月限終値:1473-1/2↓8-3/4

シカゴ大豆は反落。ブラジルの降雨による作柄改善期待や景気の落ち込みに伴う需要の先行き不透明感が重石となる中で売りが膨らんだ。1月限は夜間取引から売りが優勢、1,470セント台まで値を切り下げての推移となった。早朝には一旦プラス圏までに値を戻したものの、通常取引開始後は改めて売り圧力が強まり、中盤には1,460セント台後半まで下げ幅を拡大。その後は売りも一服、引けにかけては買い戻しが優勢となったものの、流れを強気に変えるには至らなかった。

Posted by 松    12/15/22 - 14:33   

コーン:反発、輸出成約高の好調さ支えにしっかりと買い集まる
  [場況]

CBOTコーン3月限終値:653-1/2↑3-0

シカゴコーンは反発。朝方発表された輸出成約高が強気の内容だったことも支えとなる中、日中を通じてしっかりと買いが集まった。3月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始後には買い意欲が強まり、650セント台前半まで上昇。中盤には一旦売りに押されマイナス転落したものの、押し目ではすぐに買いが集まり、654セント台まで値を切り下げた。買い一巡後もしっかりと高値圏を維持、そのまま取引を終了した。

Posted by 松    12/15/22 - 14:33   

小麦:反発、アルゼンチンの作柄悪化懸念が改めて買い誘う
  [場況]

CBOT小麦3月限終値:757-1/4↑8-0

シカゴ小麦は反発、乾燥によるアルゼンチンの作柄悪化懸念が改めて高まる中でしっかりと買いが集まる展開となった。3月限は夜間取引では前日終値近辺でのもみ合い、通常取引開始後には買い意欲が強まり、760セント台後半まで一気に値を切り上げた。中盤には売りに押されマイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、早々に760セントまで値を回復。引けにかけは動意も薄くなった。

Posted by 松    12/15/22 - 14:32   

金:大幅続落、FOMCの利上げ継続観測強まる中で売りが加速
  [場況]

COMEX金2月限終値:1,787.8↓30.9

NY金は大幅続落。前日のFOMCでターミナルレートの見通しが予想以上に引き上げられ、パウエル議長が来年中の利下げ転換に否定的な見方を示したことなどが材料視される中、投機的な売りに大きく押し戻される格好となった。2月限は夜間取引から売りが先行、1,800ドルの節目近辺まで値を切り下げての推移となった。ロンドンの早朝からは改めて売り圧力が強まり、1,780ドル台後半まで下げ幅を拡大。通常取引開始後には英中銀やECBが大幅利上げを決定したことも嫌気される中で1,780ドル台前半まで値を崩したが、直後には買い戻しが集まり1,790ドル台半ばまで値を回復。中盤には値動きも落ち着き、1,780ドル台後半でのもみ合いが続いた。

Posted by 松    12/15/22 - 13:44   

コーヒー:続伸、週初からの流れ継いだ買い戻しが相場を主導
  [場況]

ICE-USコーヒー3月限終値:171.75↑3.60

NYコーヒーは続伸、週初からの流れを継いだポジション整理の買い戻しが相場を主導する展開となった。3月限は寄り付きでは売りに押される格好となったものの、すぐに買い意欲が強まりプラス圏を回復。朝方にかけてまとまった買いが入ると、170セント台まで値を切り上げた。その後も買いの勢いは衰えず、173セント台まで上げ幅を拡大。中盤以降は買いも一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/15/22 - 13:43   

砂糖:反落、朝方まで買い先行もその後大きく売りに押される
  [場況]

ICE-US砂糖3月限終値:19.98↓0.31

NY砂糖は反落。朝方までこれまでの流れを継いだ買いが先行したものの、その後はポジション整理の売りに大きく押し戻された。3月限は夜間の時間帯は買いが優勢、早朝にまとまった買いが入ると、20セント台後半まで一気に値を切り上げる展開となった。買い一巡後もしばらくは20セント台半ばの水準を維持しての推移が続いたが、中盤にかけては一転して大きく売りに押し戻される格好となり、昼前には19セント台まで急反落。引けにかけては値動きも落ち着き、20セントをやや割り込んだあたりでのもみ合いとなった。

Posted by 松    12/15/22 - 13:42   

11月NOPA大豆圧搾高は前月から2.86%減少、予想も下回る
  [穀物・大豆]

NOPA大豆圧搾高
出所:全米油種加工業組合(NOPA)、NY12:00発表、季節調整値、
単位100万ブッシェル、100万ポンド(大豆油)

22年11月 前月比 前年比 市場予想
大豆圧搾高 179.18 ↓2.86% ↓0.15% 181.50
大豆油在庫 1630.20 ↑6.71% ↓11.02% -

Posted by 松    12/15/22 - 12:19   

天然ガス在庫は500億立方フィートの取り崩し、予想やや上回る
  [エネルギー]

天然ガス在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位10億立方フィート

天然ガス在庫 12月9日 前週比 市場予想 前年比 過去5年平均比
全米(48州) 3412 ↓ 50 ↓ 46 ↓2.65% ↓2.02%

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 10:31   

10月企業在庫は前月から0.29%増加、市場予想下回る
  [経済指標]

企業在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル

22年10月 前月比 22年9月 市場予想
企業在庫 2468304 ↑0.29% ↑0.25% ↑0.4%
在庫率 1.327 ↓0.006 1.334

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 10:02   

ロシアの金及び外貨準備高は前週から52億ドル増加
  [メタル]

ロシア中銀が15日に発表した週次データによると、同国の金及び外貨準備高は12月9日時点で5,765ドルと、前週から52億ドル増加した。昨年末時点の6,306億ドルからは、541億ドルの減少となる。

Posted by 松    12/15/22 - 09:28   

メキシコ向けで10.16万トンのコーン輸出成約報告・USDA
  [穀物・大豆]

米農務省(USDA)は15日、民間業者からメキシコ向けで10万1600トンの2022/23年度産コーン輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。

Posted by 直    12/15/22 - 09:26   

11月鉱工業生産指数は前月から0.22%低下、予想外のマイナス
  [経済指標]

鉱工業生産・設備稼働率
出所:米連邦準備制度理事会(FRB)、NY9:15発表、季節調整値、2017年=100

22年11月 22年10月 市場予想
鉱工業生産指数 ↓0.22% ↓0.06% ↑0.1%
設備稼働率 79.66% 79.92% 80.0%

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 09:19   

輸出成約高:小麦、コーン、大豆共に前週からしっかりと増加
  [穀物・大豆]

USDA輸出成約高
出所:米農務省、NY8:30発表、単位1,000トン

12/8/22 今年度 次年度 合計 前週比 市場予想
小麦 469.0 0.0 469.0 ↑147.0% 150.0 〜350.0
コーン 958.9 0.0 958.9 ↑38.6% 600.0 〜960.0
大豆 2943.4 0.0 2943.4 ↑68.6% 1500.0 〜2100.0
大豆ミール 209.6 0.0 209.6 ↓13.1% 150.0 〜370.0
大豆油 ▲0.2 0.0 ▲0.2 - 0.0 〜5.0

Posted by 松    12/15/22 - 09:04   

12月フィラデルフィア連銀指数はマイナス13.8に回復、予想は下回る
  [経済指標]

フィラデルフィア連銀指数
出所:フィラデルフィア連邦準備銀行、NY8:30発表

22年12月 22年11月 市場予想
現況指数 ▲13.8 ▲19.4 ▲10.0

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 08:47   

12月ニューヨーク連銀指数はマイナス11.2、4ヶ月ぶりの低水準
  [経済指標]

ニューヨーク連銀指数
出所:ニューヨーク連邦準備銀行、NY8:30発表、季節調整値

現況指数 22年12月 22年11月 市場予想
総合 ▲11.2 4.5 ▲1.0

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 08:43   

11月小売売上高は前月から0.58%減少、予想以上の落ち込み
  [経済指標]

小売売上高
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル

22年11月 前月比 22年10月 市場予想
小売売上高 689443 ↓0.58% ↑1.31% ↓0.1%
>自動車除く 562931 ↓0.19% ↑1.24% ↑0.2%

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 08:41   

失業保険新規申請件数は21.1万件に減少、予想も下回る
  [経済指標]

失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件

12月10日 前週比 12月3日 市場予想
新規申請件数 211.00 ↓ 20.00 231.00 227.00
4週平均 227.25 ↓ 3.00 230.25 -
継続受給件数 1671.00 NA

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 08:39   

ブラジルCONAB、コーヒー生産推定を9月から小幅引き上げ
  [コーヒー]

CONABブラジルコーヒー生産推定
出所:ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)、単位:100万袋(60KG)、1,000ヘクタール

22/23年度 修正 前年比 21/22年度 20/21年度 19/20年度
作付面積 1841.53 ↑ 0.61 ↑1.83% 1808.46 1884.32 1812.91
イールド 27.65 ↑ 0.28 ↑4.80% 26.38 33.48 27.20
生産 50.920 ↑ 0.540 ↑6.71% 47.716 63.078 49.309
>アラビカ 32.721 ↑ 0.311 ↑4.13% 31.424 48.767 34.296
>ロブスタ 18.199 ↑ 0.229 ↑11.70% 16.293 14.311 15.013

続きを読む

Posted by 松    12/15/22 - 08:01   

14日のOPECバスケット価格は79.97ドルと前日から1.63ドル上昇
  [エネルギー]

OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル

日付 バスケット価格 前日比
12/14 (水) 79.97 ↑1.63
12/13 (火) 78.34 ↑3.40
12/12 (月) 74.94 ↑0.28
12/9 (金) 74.66 ↓0.52
12/8 (木) 75.18 ↓1.83

Posted by 松    12/15/22 - 05:50   

12/15(木)の予定
  [カレンダー]

経済指標
 ・ECB理事会 (07:45)
 ・失業保険新規申請件数 (08:30)
 ・11月小売売上高 (08:30)
 ・12月ニューヨーク連銀指数 (08:30)
 ・12月フィラデルフィア連銀指数 (08:30)
 ・11月鉱工業生産・設備稼働率 (09:15)
 ・10月企業在庫・在庫率 (10:00)
 ・10月対米証券投資 (16:00)

エネルギー
 ・EIA天然ガス在庫統計 (10:30)

農産物
 ・CONABブラジルコーヒー生産推定
 ・USDA輸出成約高 (08:30)
 ・11月NOPA大豆圧搾高 (12:00)
 ・11月全米コーヒー生豆在庫 (15:00)

納会日
・砂糖 1月限OP 納会
・原油 1月限OP 納会

Posted by 松    12/15/22 - 05:47   

2022年12月14日(水)

債券:続落、FOMCやFRB議長の会見消化して売り進んだ後買い
  [場況]

債券は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わり、連銀高官の金利見通し上方修正やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見にタカ派的発言もあったが、0.5ポイントの利上げは大方の予想通り、また景気見通しの引き下げが下支えになった。夜間取引で前日の買いの流れを引き継ぎ、10年債利回りは低下。通常取引ではFOMCをにらんで売り買い交錯、前日の水準近辺でのもみ合いにシフトした。FOMCの声明発表に続いて売りが進み、3.56%まで上昇。しかし、この水準で買いが集まり、取引終盤に下げに戻った。

Posted by 直    12/14/22 - 17:29   

FX:ドル小幅安、FOMCがタカ派的な内容でも売りに押される
  [場況]

ドル/円135.48:、ユーロ/ドル:1.0681、ユーロ/円:144.66 (NY17:00)

為替はドルが小幅安。米国のインフレ圧力が後退しているとの見方が重石となる中、これまでの流れを継いだドル売りが相場を主導した。FOMCでターミナルレート見通しが予想以上に引き上げられたことも、決定的なドル買い材料とはならなかった。ドル/円は東京から135円台半ばでのもみ合い、ロンドンに入ると売り圧力が強まり、134円台後半まで値を切り下げた。NYでは売りも一服となったものの、135円をやや割り込んだあたりで上値の重い展開が継続。FOMC後には136円に迫るまで一気に買い進まれたものの、早々に息切れ。その後は135円台前半まで売りに押し戻された。

ユーロ/ドルは東京では1.06ドル台前半のレンジ内での小動き、ロンドンに入ると買い意欲が強まり、1.06ドル台後半まで値を切り上げた。NYでは1.06ドル台半ばまで売りに押し戻されてのもみ合い、FOMC後は1.06ドル台前半まで値を下げたものの、すぐに買いが集まり1.06ドル台後半まで値を回復した。ユーロ/円は東京では144円の節目近辺で、上値の重い展開。ロンドンでは売りが膨らみ、143円台半ばまで値を切り下げた。NYに入ると売りも一服、143円台半ばから後半にかけてのレンジ内でもみ合う展開。FOMC後は一転して買い意欲が強まり、144円台後半まで値を切り上げた。

Posted by 松    12/14/22 - 17:19   

ブラジルコーヒー輸出:14日現在91.57万袋と前月を8.2%下回る
  [コーヒー]

ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)

12月14日 12月累計 前月(11/15) 前月同期比 前年同期比
輸出合計 158.820 915.683 997.494 ↓8.2% ↑41.7%
>アラビカ種 154.645 864.834 954.672 ↓9.4% ↑58.5%
>ロブスタ種 0.866 12.377 14.379 ↓13.9% ↓97.7%
>インスタント 3.309 38.472 28.443 ↑35.3% ↓93.0%

Posted by 松    12/14/22 - 16:59   

天然ガス:反落、在庫統計の発表控え手仕舞い売りに押される
  [場況]

NYMEX天然ガス1月限終値:6.430↓0.505

NY天然ガスは反落。ここまでの上昇の勢いも一服、ポジション整理の売りに押される展開となった。明日の在庫統計で平年以下の取り崩しした予想されていないことも弱気に作用した。1月限は夜間取引から売りが先行、6.50ドル台まで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後は6.60ドルを中心としたレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開。昼前からは改めて売り圧力が強まり、6.30ドル台まで一気に値を崩した。午後には売りも一服、買い戻しが集まる場面も見られたが、最後は再び売りに押された。

Posted by 松    12/14/22 - 14:43   

石油製品:続伸、原油の上昇支えとなる中で投機的な買いが加速
  [場況]

RBOBガソリン1月限:2.2444↑0.0835
暖房油1月限:3.2768↑0.1846

NY石油製品は続伸、原油の上昇が下支えとなる中、投機的な買いが加速した。相場は夜間取引からしっかりと買いが先行、早朝にかけて大きく値を切り上げる展開となった。通常取引開始後もガソリンを中心に買いの勢いは衰えず、昼にかけては改めて騰勢を強める格好となり、一段と上げ幅を拡大した。午後には買いも一服、タカ派的なFOMCを嫌気した原油につれて売りに押された。

Posted by 松    12/14/22 - 14:43   

原油:続伸、将来的な需給逼迫観測支えにしっかりと買い集まる
  [場況]

NYMEX原油1月限終値:77.28↑1.89

NY原油は続伸。将来的な需給逼迫観測が大きな下支えとなる中、これまでの流れを継いだ買いが相場を主導した。在庫統計が大幅な積み増しとなったことも売りを呼び込むことはなかった。1月限は夜間取引から買いが先行、IEAが月報で需要見通しを引き上げたことも支えとなる中、早朝には76ドル台まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後は一段と騰勢を強める格好となり、77ドルまで上げ幅を拡大。在庫統計発表後は一旦売りが膨らんだものの、押し目ではすぐに買いが集まり、77ドル台半ばまで一気に値を伸ばした。午後には買いも一服、最後はFOMCがタカ派的な内容となる中で売りに押し戻された。

Posted by 松    12/14/22 - 14:42   

FRB 高官の2023年成長率見通し、0.3%に下方修正
  [金融・経済]

米連邦準備理事会(FRB)が14日に発表した、FRB理事および地区連銀総裁による2023年の経済成長率見通しが中央値で0.5%と、9月の前回調査での1.2%から下方修正となった。2023年の失業率は4.4%から4.6%に上方修正。また、個人消費支出(PCE)指数の上昇率は2.8%から3.1%、コア指数が3.1%から3.5%にそれぞれ引き上げられた。

2024年の成長率は1.7%から1.6%に引き下げられた。失業率に関すると、4.6%、0.2ポイントの引き上げである。PCEは2.3%から2.5%に上方修正。コアが2.3%から2.5ポイントに引き上げられた。

また、2025年の成長率見通しが1.8%で据え置き、失業率は4.3%から4.5%に引き上げとなった。PCEとPCEコアはいずれも2.1%で、PCEが0.1ポイント上方修正、コアは修正なしだった。

見通しは、連銀高官が13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で提出したものを集計したものとなる。

Posted by 直    12/14/22 - 14:31   

大豆:小幅続伸、材料難の中で投機的な買いが相場を主導
  [場況]

CBOT大豆1月限終値:1482-1/2↑2-1/2

シカゴ大豆は小幅続伸。需給面で決め手となる材料が出たわけではなかったが、前日の流れを継いだ投機的な買い戻しが相場を主導した。1月限は夜間取引では売りが先行、1460セント台まで値を切り下げる場面も見られた。通常取引開始後は買い意欲が強まり、1,480セント台半ばまで値を回復。中盤以降は買いも一服となったものの、最後までプラス圏を維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/14/22 - 14:28   

コーン:続落、ウクライナからの出荷再開重石となり売り膨らむ
  [場況]

CBOTコーン3月限終値:650-1/2↓3-0

シカゴコーンは続落。ウクライナの輸出港からの出荷が再開、供給不安が後退する中で投機的な売りが相場を主導する展開となった。3月限は夜間取引から売りが優勢、640セント台後半まで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後は不安定な上下を繰り返しながらも値を切り上げる格好となり、前日終値近辺まで回復したものの、プラス転換することなく息切れ。引けにかけては上値が重くなったが、650セント台は維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/14/22 - 14:27   

小麦:小幅続落、ウクライナの供給不安後退する中で売り優勢
  [場況]

CBOT小麦3月限終値:749-1/4↓1-1/2

シカゴ小麦は小幅続落。ウクライナの輸出港からの出荷が再開したことで供給不安が後退する中、ポジション整理の売りが先行した。3月限は夜間取引から売りが先行、一時740セントを割り込むまで値を切り下げる場面も見られた。通常取引開始後は一転して買い意欲が強まり、中盤には前日終値近辺まで値を回復しての推移となったものの、最後は小幅ながらマイナス圏で取引を終了した。

Posted by 松    12/14/22 - 14:27   

米政策金利見通し、2023年末時点で5%超・FRB
  [金融・経済]

米連邦準備理事会(FRB)が14日に発表したFRB理事と地区連銀総裁による2023年末時点の政策金利見通しが5%を超えた。9月の前回調査での4.6%から5.1%に引き上げられた。FOMCはこの日の会合で0.5ポイントの利上げを行い、政策金利の誘導目標レンジは4.25-4.5%。6月から9月まで連続して0.75ポイントだった引き上げ幅が小さくなった。

19人の連銀高官のうち10人が5.0-5.25%、5人が5.25-5.5%と見通した。2人は4.75-5%、もう2人は5.5-5.75%の予想だった。

次回のFOMC会合は2023年1月31日-2月1日の2日間で行われる。

Posted by 直    12/14/22 - 14:24   

0.5ポイント利上げ決定、ペース減速・FOMC
  [金融・経済]

米連邦公開市場委員会(FOMC)は14日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を年4.25-4.5%と、従来の3.75-4%のレンジから0.5ポイント引き上げたことを発表した。3月から連続の利上げだが、引き上げペースを6月から11月まで続いた0.75ポイントから減速。インフレ率を2%に戻すのに利上げの継続が適切との従来の見方を維持する一方で、これまでの利上げの効果が出る時間差があることを考慮していくとも繰り返した。FOMCは3月からあわせて4.25ポイント金利を引き上げた。

FOMCはまた、5月に発表した計画通りバランスシート模縮小継続を決めた。インフレ率を2%の目標に戻すことに最善を尽くす意向を繰り返した。この日の金融政策は7月に続いて全会一致の決定となった。

Posted by 直    12/14/22 - 14:10   

金:小幅反落、FOMC控えポジション整理の売りに押される
  [場況]

COMEX金2月限終値:1,818.7↓6.8

NY金は小幅反落。消費者物価指数が予想を下回る伸びにとどまったことを好感した前日の急伸も一服、FOMCの声明発表を引け後に控えポジション整理の売りが全体を主導する展開となった。2月限は夜間の時間帯から売りが先行、朝方には1,810ドル台半ばまで値を切り下げた。その後は一転して買い意欲が強まり、通常取引開始後には1,820ドル台まで値を回復したものの、一気にプラス圏まで値を戻すだけの勢いもない。中盤以降は再び上値が重くなり、1,820ドル近辺まで下げて取引を終了した。

Posted by 松    12/14/22 - 13:48   

コーヒー:小幅続伸、方向感なく上下に振れるも最後は買い優勢
  [場況]

ICE-USコーヒー3月限終値:168.15↑0.25

NYコーヒーは小幅続伸。決め手となる材料に欠ける中、日中を通じて上下に方向感なく振れる展開が続いたが、最後は買いが優勢となった。3月限は夜間の時間帯から売り買いが交錯、前日終値を中心としたやや幅の広いレンジ内でもみ合いが続いた。NYに入ると売りが優勢となり、中盤にかけて166セント近辺まで値を下げる場面も見られたが、押し目では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。その後は買い意欲が強まり、昼前には169セント台まで値を回復。最後は再び上値が重くなったが、プラス圏を維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/14/22 - 13:16   

砂糖:大幅続伸、投機的買いが加速する中4月以来の高値更新
  [場況]

ICE-US砂糖3月限終値:20.29↑0.53

NY砂糖は大幅続伸。原油の上昇などが下支えとなる中で投機的な買いが加速、期近終値ベースで4月以来の高値を更新した。3月限は夜間の時間帯は売りが優勢、前日の上昇の反動もあり、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方からは改めて騰勢を強める格好となり、NYに入るとプラス圏を回復。中盤にかけて商いの薄い中でまとまった買いが断続的に入ると、20.40セント台まで一気に上げ幅を拡大した。引けにかけては買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/14/22 - 13:15   

天然ガス在庫は460億立方フィートの取り崩し予想
  [エネルギー]

天然ガス在庫統計市場予想
15日 NY10:30発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計

予想平均 予想レンジ
天然ガス在庫 ↓ 46.0 ↓ 53.0 〜 ↓ 36.0
>前週 ↓ 21.0
>前年 ↓ 59.0
>過去5年平均 ↓ 73.8

Posted by 松    12/14/22 - 12:32   

EIA在庫:原油は1,023.1万バレルの大幅積み増し、予想は取り崩し
  [エネルギー]

EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル

12月9日現在 前週比 市場予想 API発表(前日)
原油在庫 424129 ↑ 10231 ↓ 2990 ↑ 7819
ガソリン在庫 223583 ↑ 4496 ↑ 2440 ↑ 877
留出油在庫 120171 ↑ 1364 ↑ 1790 ↑ 3900
製油所稼働率 92.19% ↓ 3.36 ↓ 0.06 -
原油輸入 6867 ↑ 855 - -

続きを読む

Posted by 松    12/14/22 - 10:37   

11月輸入物価指数は前月から0.63%の低下、5ヶ月連続のマイナス
  [経済指標]

輸入・輸出物価指数
出所:米労働省、NY8:30発表、2000年=100

22年11月 前月比 前年比 22年10月
輸入物価指数 141.6 ↓0.63% ↑2.68% ↓0.42%
>非燃料 127.3 ↓0.39% ↑1.92% ↓0.08%
輸出物価指数 155.8 ↓0.26% ↑6.35% ↓0.38%

続きを読む

Posted by 松    12/14/22 - 08:35   

22/23年ウクライナ穀物輸出、14日時点で前年31.5%下回る・農務省
  [穀物・大豆]

ウクライナ農務省によると、同国の2022/23年度(7-6月)穀物輸出は14日時点で1966万5000トンと、前年同期を31.5%下回った。小麦輸出が729万8000トン、コーンは1076万1000トンとなった。

Posted by 直    12/14/22 - 08:27   

22/23年度英小麦輸入、10月時点で前年から37.9%減少
  [穀物・大豆]

英国の税関データによると、2022/23年度(7-6月)小麦輸入は10月時点で46万9279トンと、前年同期から37.9%減少した。欧州連合(EU)産が48.0%減って28万7182トン。非EU産は18万2098トンで、10.3%の減少となった。

一方、輸出は31万3736トン、前年の2.5倍に膨らんだ。EU向けも前年の2.5倍の31万729トン。非EU向けで10月の輸出はゼロ、前年に4トンしかなかったのに対し、3007トンとなった。

Posted by 直    12/14/22 - 08:24   

IEA、世界石油需要見通しを前月から引き上げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2023年の世界石油需要が日量1億160万バレルと、前年から170万バレル増加するとの見通しを示した。前月から10万バレルの上方修正となるが、2022年に230万バレル増加すると見られているのからは伸びが鈍化する。2022年10-12月期は前年比で11万バレルの減少となる見通しだが、前月からは13万バレル引き上げられた。欧州やアジアで石油化学業界向けの需要が伸び悩むものの、主要消費地のいくつかでガスオイルの需要が大幅に伸びるとの見方が全体を押し上げた。

続きを読む

Posted by 松    12/14/22 - 07:49   

MBA住宅ローン申請指数は前週から3.18%上昇
  [経済指標]

住宅ローン申請指数
出所:米モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)、NY7:00発表、季節調整値

12月9日 前週比 前年比 12月2日
総合指数 210.7 ↑3.18% ↓64.39% ↓1.87%
新規購入指数 182.6 ↑4.05% ↓38.56% ↓3.04%
借り換え指数 350.5 ↑2.85% ↓85.09% ↑4.70%

Posted by 松    12/14/22 - 07:01   

13日のOPECバスケット価格は78.34ドルと前日から3.40ドル上昇
  [エネルギー]

OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル

日付 バスケット価格 前日比
12/13 (火) 78.34 ↑3.40
12/12 (月) 74.94 ↑0.28
12/9 (金) 74.66 ↓0.52
12/8 (木) 75.18 ↓1.83
12/7 (水) 77.01 ↓2.65

Posted by 松    12/14/22 - 05:44   

12/14(水)の予定
  [カレンダー]

経済指標
 ・住宅ローン申請指数 (07:00)
 ・11月輸入・輸出物価指数 (08:30)
 ・FOMC声明発表 (14:00)

エネルギー
 ・国際エネルギー機関(IEA)月報
 ・EIA石油在庫統計 (10:30)

納会日
・穀物・大豆製品 12月限納会

Posted by 松    12/14/22 - 05:42   

2022年12月13日(火)

FX:ドル全面安、弱気の消費者物価指数受けて売りが加速
  [場況]

ドル/円:135.63、ユーロ/ドル:1.0632、ユーロ/円:144.12 (NY17:00)

為替はドル全面安の展開。朝方発表された11月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びにとどまり、インフレが鎮静化するとの見方が強まる中、米長期金利の低下につれてドル売りが加速した。ドル/円は東京では137円台後半のレンジ内での推移、ロンドンではやや上値が重くなり、137円台前半まで値を切り下げた。NYに入るとCPIの発表を受けて売り一色の展開となり、135円を割り込むまで一気に下げ幅を拡大。売り一巡後もしばらくは安値近辺でのもみ合い、午後には135円台半ばまで値を回復した。

ユーロ/ドルは東京から買いが優勢、1.05ドル台前半から半ばのレンジまで値を切り上げての推移となった。ロンドンではやや上値が重くなったものの、NYに入るとCPIの発表を受けて1.06ドル台後半まで急伸。その後は買いも一服、1.06ドル台前半まで値を切り下げての推移が続いた。ユーロ/円は東京では145円台前半でのもみ合い、ロンドンではやや上値が重くなり、145円の節目を挟んだレンジでの推移となった。NYに入るとCPIの発表を受けて143円台半ばまで急落。その後は売りも一服、しばらく安値近辺での推移が続いたが、午後には144円台まで値を回復した。

Posted by 松    12/13/22 - 17:16   

債券:続落、予想下回るCPI上昇受けて買いに拍車かかる
  [場況]

債券は反発。朝方発表された11月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回る上昇だったのを受けて買いに拍車が掛かった。夜間取引からやや買いの展開となり、10年債利回りは低下。通常取引でCPIの発表に続いて買いが殺到して一気に3.40%台前半に低下した。ただ、明日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定発表を控えていることから、その後すぐに買いのペースは鈍り、取引終盤には3.5%台まで下げ幅を縮めた。

Posted by 直    12/13/22 - 17:08   

株式:続伸、インフレ鎮静化期待から買い先行もその後上げ幅縮小
  [場況]

ダウ工業平均:34,108.64↑103.60
S&P500:4,019.65↑29.09
NASDAQ:11,256.81↑113.08

NY株式は続伸。朝方発表された11月の米消費者物価指数が予想を下回る伸びにとどまり、インフレが鎮静化するとの期待が高まる中で大きく買いが先行したものの、その後は材料出尽くし感も手伝ってポジション調整の売りに押され上げ幅を縮小した。ダウ平均は寄り付きでは買い一色の展開、早々に800ポイント台後半まで値を切り上げた。買い一巡後はジリジリと売りに押し戻される格好となり、昼過ぎには小幅ながらマイナス圏まで反落。午後にはプラス圏を回復しての推移となったが、流れを再び強気に変えるには至らず、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。

セクター別では、生活必需品が軟調に推移した以外、ほぼ全てのセクターが上昇。中でも金鉱株やバイオテクノロジーには大きく買いが集まったほか、エネルギー関連やコンピューター関連、半導体もしっかりと上昇した。ダウ平均では、シェブロン(CVX)が2.26%の上昇となったほか、セールスフォース(CRM)やメルク(MRK)、マイクロソフト(MSFT)も1%台後半の上昇を記録した。一方でアムジェン(AMGN)は1.63%、ユナイテッド・ヘルス(UNH)は1.40%それぞれ下落、マクドナルド(MCD)やビサ(V)も軟調に推移した。

Posted by 松    12/13/22 - 16:51   

API在庫:原油は781.9万バレルの大幅積み増し、予想は取り崩し
  [エネルギー]

API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル

12月9日現在 前週比 市場予想
原油在庫 ↑ 7819 ↓ 2990
>オクラホマ州クッシング ↑ 640 -
ガソリン在庫 ↑ 877 ↑ 2440
留出油在庫 ↑ 3900 ↑ 1790

続きを読む

Posted by 松    12/13/22 - 16:46   

大豆:反発、仕向け先不明の輸出成約報告が下支え
  [場況]

CBOT大豆1月限終値:1479-3/4↑19-1/4

シカゴ大豆は反発。前日の下落の反動で買いが集まり、USDAへの仕向け先不明の輸出成約報告も下支えとなった。夜間取引で買いが先行し、1月限はじりじりと上昇。通常取引に入って買いに弾みが付き、1480セントを超えた。1480セント台後半まで上がった後は買いがスローダウンとなって上昇幅も縮んだが、最後まで堅調な値動きを維持した。

Posted by 直    12/13/22 - 16:41   

コーン:小幅安、米産需要への懸念で取引終盤に売りに押される
  [場況]

CBOTコーン3月限終値:653-1/2↓0-1/2

シカゴコーンは小幅安。ウクライナ輸出不安から買いが入ったが、米産需要への懸念もあって、取引終盤に売りに押された。夜間取引で買いが優勢となり、3月限はまず小高くなってから、朝方にかけて上げ幅を拡大。通常取引開始後に660セントちょうどまで上がった。その後は買いも息切れとなって値を消していき、最後は若干下落で引けた。

Posted by 直    12/13/22 - 16:37   

小麦:反落、新規の買い材料乏しく利食い売り台頭
  [場況]

CBOT小麦3月限終値:750-3/4↓4-0

シカゴ小麦は反落。新規の買い材料に乏しく、利食い売りが台頭した。夜間取引で前日の買いの流れを引き継ぎ、3月限は760セント台に上昇。通常取引に入って770セント近くまで値を伸ばして一服となった。しばらくもみ合ってから、取引終盤に下げに転じた。

Posted by 直    12/13/22 - 16:35   

ブラジルコーヒー輸出:13日現在75.69万袋と前月を24.1%下回る
  [コーヒー]

ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)

12月13日 12月累計 前月(11/14) 前月同期比 前年同期比
輸出合計 197.342 756.863 997.494 ↓24.1% ↑715.3%
>アラビカ種 178.904 710.189 954.672 ↓25.6% ↑909.0%
>ロブスタ種 2.412 11.511 14.379 ↓19.9% ↓83.6%
>インスタント 16.026 35.163 28.443 ↑23.6% ↓50.0%

Posted by 松    12/13/22 - 16:33   

天然ガス:続伸、寒波予報受け暖房需要増加観測が買い呼び込む
  [場況]

NYMEX天然ガス1月限終値:6.935↑0.348

NY天然ガスは続伸、目先米国の広い範囲で厳しい寒さが続くとの予報が出る中、暖房需要の増加観測が一段と買いを呼び込んだ。1月限は夜間取引から買いが先行、6.80ドル台まで値を切り上げての推移となった。朝方からは改めて騰勢を強める格好となり、7ドルの大台を回復するまでに上げ幅を拡大。その後は買いも一服となったものの、しばらくは高値圏を維持しての推移。昼からは徐々に売り圧力が強まり、6.80ドル台まで値を切り下げたものの、最後は6.90ドル台に戻して取引を終了した。

Posted by 松    12/13/22 - 14:50   

石油製品:続伸、原油や株の上昇につれて投機的な買い集まる
  [場況]

RBOBガソリン1月限:2.1609↑0.0799
暖房油1月限:3.0922↑0.1237

NY石油製品は続伸、原油や株の上昇を好感する形で投機的な買いが加速した。相場は夜間取引から買いが先行、しっかりとレンジを切り上げての推移となった。朝方には消費者物価指数が予想を下回ったことを好感、商品市場全体が大きく値を切り上げるのにつれて買いが集まり、大きく値を切り上げた。昼からは上昇も一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/13/22 - 14:46   

原油:続伸、パイプラインの油漏れ不安支えに投機的な買い加速
  [場況]

NYMEX原油1月限終値:75.39↑2.22

NY原油は続伸。カナダと米国を結ぶパイプラインの油漏れが思った以上に深刻との見方が下支えとなる中、商品市場全体の上昇につれた投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。1月限は夜間取引から買いが優勢、74ドル近辺まで値を切り上げてのもみ合いが続いた。早朝には売りに押され73ドル台前半まで値を下げたものの、プラス圏はしっかりと維持して下げ止まり。朝方に発表された11月の消費者物価指数が予想を下回る伸びにとどまると、一気に買いが加速、通常取引開始後も上昇の勢いは衰えず、昼には76ドル台前半まで上げ幅を拡大した。引けにかけては買いも一服、やや売りに押し戻される格好となった。

Posted by 松    12/13/22 - 14:45   

インド小麦政府備蓄、12月1日時点で6年ぶり低水準
  [穀物・大豆]

インド政府によると、小麦政府備蓄は12月1日時点で1900万トンと、前年同期時点での3785万トンの半分近くに落ち込み、6年ぶりの低水準を記録した。11月に200万トンほど縮小したとも伝わっている。国際商社のディーラーはロイターに対し、新穀が出回るのは4ヶ月先であることを指摘。備蓄放出にも限界があり、価格の安定化がより厳しくなるとの見方を示した。政府でータで、2023年に収穫となる小麦作付はこれまでのところ2560万ヘクタールになり、前年を25.4%上回った。

Posted by 直    12/13/22 - 14:10   

金:大幅反発、インフレ懸念後退する中で投機的な買いが加速
  [場況]

COMEX金2月限終値:1,825.5↑33.2

NY金は大幅反発。朝方発表された11月の消費者物価指数が予想を下回る伸びにとどまり、インフレが後退するとの期待が高まる中、長期金利の低下らドル安の進行を支えに投機的な買いが加速した。2月限は夜間取引から買いが優勢、朝方には1,800ドルの節目近辺まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後は消費者物価指数の発表を受けて買い一色の展開となり、1,830ドル台まで一気に上げ幅を拡大。中盤には買いも一服、ジリジリと売りに押し戻される格好となったものの、1,820ドル近辺でしっかりと下げ止まり。最後は再び買い意欲が強まった。

Posted by 松    12/13/22 - 13:44   

コーヒー:小幅続伸、商品全体の上昇につれて投機的な買い集まる
  [場況]

ICE-USコーヒー3月限終値:167.90↑0.85

NYコーヒーは小幅続伸。需給面で新たな材料が出たわけではなかったが、商品市場全体が大きく値を伸ばすのにつれて投機的な買いが相場を主導した。3月限は夜間の取引開始後しばらくは売りが優勢、マイナス圏で上値の重い展開が続いた。早朝からは一転して買い意欲が強まりプラス転換、NYに入ると169セント台まで一気に値を切り上げた。買い一巡後も大きく売りに押し戻されることはなく、最後までしっかりと高値圏を維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/13/22 - 13:33   

砂糖:反発、商品市場全体が値を切り上げるのにつれて買いが加速
  [場況]

ICE-US砂糖3月限終値:19.76↑0.38

NY砂糖は反発。需給面で新たな強気材料が出たわけではなかったが、原油をはじめ商品市場全体が値を切り上げる中で投機的な買いが集まった。3月限は夜間の時間帯は前日終値近辺で方向感なくもみ合う展開、朝方にはやや売りに押される場面も見られた。NYに入ると一転して買い一色の展開となり、昼過ぎには19.80セント台まで上げ幅を拡大。引けにかけては買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。

Posted by 松    12/13/22 - 13:22   

30年債入札リ・オープン、応札倍率は2.25、最高利回りは3.513%
  [金融・経済]

30年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル (Re-Opening)

30年債 応札額 発行額 応札倍率 前回(11/10)
合計 40474.2 18000.0 2.25 2.42
競争入札分 40451.9 17977.8 2.25 2.42
顧客注文比率(外国中銀含む) 61.57% 69.93%
最高落札利回り(配分比率) 3.513% (98.88%) 4.080%

Posted by 松    12/13/22 - 13:05   

仕向け先不明で14万トンの大豆輸出成約報告・USDA
  [穀物・大豆]

米農務省(USDA)は13日、民間業者から仕向け先不明で14万トンの2023/24年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。

Posted by 直    12/13/22 - 10:03   

ユーロシステムの金準備高は前週から100万ユーロ増加
  [メタル]

ECBが13日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は12月9日現在5,928億5,000万ユーロと、前週から100万ユーロ増加した。

Posted by 松    12/13/22 - 10:02   

米チェーンストア売上高、10日時点で前年から5.9%上昇
  [経済指標]

米小売調査レッドブック・リサーチが13日に発表した週次レポートによると、国内チェーンストア売上高は10日時点で前年同期から5.9%上昇した。前週に記録した2021年2月27日以降最も小さい上昇率の5.7%より若干ペースが速い伸びとなった。

Posted by 直    12/13/22 - 09:54   

OPEC、世界石油需要見通しを前月から小幅引き下げ
  [エネルギー]

OPEC月報
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位100万バレル

2023年 修正 前年比 23年1Q 22年4Q 2022年 修正 2021年
世界需要合計 101.80 ↓ 0.02 ↑2.25% 100.85 101.11 99.56 ↓ 0.01 97.01
非OPEC石油生産合計 67.11 ↓ 0.01 ↑2.35% 66.50 66.79 65.57 ↓ 0.01 63.68

続きを読む

Posted by 松    12/13/22 - 09:52   

23年フランス軟質小麦作付、初回見通しは1.7%増加・農務省
  [穀物・大豆]

フランスの農務省は13日、同国の2023年軟質小麦作付が475万ヘクタールと、前年から1.7%増加するとの初回見通しを発表した。過去5年平均も0.1%と僅かに上回る。このほか、2022年コーン生産推定を前月時点での1073万8000トンから1057万5000トンに引き下げた。前年比30.4%減少、過去5年平均との比較は22.6%の減少になる。2022年軟質小麦の生産は3367万2000トンで、従来推定とほぼ変わらない。

Posted by 直    12/13/22 - 09:16   

2022年フランス砂糖ビート生産推定、3回連続下方修正・農務省
  [砂糖]

フランスの農務省は13日、同国の2022年砂糖ビート生産推定を3155万4000トンと、前月時点での3193万9000トンから引き下げた。これで3回連続の下方修正になる。前年比にして8.2%減少。過去5年平均は14.6%下回る。


Posted by 直    12/13/22 - 09:16   

2023年ロシア小麦作付50万ヘクタール減少見通し・農務省
  [穀物・大豆]

ロシア農務省によると、同国の2023年小麦作付は前年から50万ヘクタールほど減少する見通しとなった。国内需給と価格の安定化に減反が必要であるとし、また記録的な収穫となった2022年産の販売を進める必要性も指摘した。小麦の生産予想は8000万-8500万トン。販売穀物・豆類全体で作付は4760万ヘクタールとみており、前年から13万6000ヘクタール増加する。オオムギや砂糖ビート、大豆などの作付を増やす計画を示した。

Posted by 直    12/13/22 - 08:56   

11月消費者物価指数(CPI)は前月から0.10%上昇、予想下回る
  [経済指標]

消費者物価指数(CPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100

前月比 22年11月 22年10月 市場予想
消費者物価指数 ↑0.10% ↑0.44% ↑0.3%
コア(エネルギー・食品除く) ↑0.20% ↑0.27% ↑0.3%

続きを読む

Posted by 松    12/13/22 - 08:34   

22/23年ウクライナコーン生産見通し下方修正、輸出は引き上げ
  [穀物・大豆]

米農務省(USDA)アタシェによると、ウクライナの2022/23年度コーン生産見通しは2310万トンと、従来の2580万トンから下方修正となった。前年比にして45.2%減少。2022/23年度消費見通しは前年比14.1%減の560万トンで据え置きとなった。輸出は2020万トンの見通しで、前年比26.1%減少になるが、従来の1390万トンから引き上げられた。期末在庫は1733万8000トンの従来予想から833万8000トンに下方修正、前年との比較で24.4%縮小になる。

2022/23年度小麦生産は1970万トンから1990万トンに僅かに上方修正となり、それでも前年に比べると39.7%減少の見通しである。消費が790万トンで修正なし、前年から25.9%減少の見通し。一方、輸出予想は1240万トンから1510万トンに上方修正、前年との比較にして19.9%の減少になる。期末在庫は385万8000トンから145万7000トンに引き下げられ、前年から67.5%減少見通し。

Posted by 直    12/13/22 - 08:16   

12日のOPECバスケット価格は74.94ドルと前週末から0.28ドル上昇
  [エネルギー]

OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル

日付 バスケット価格 前日比
12/12 (月) 74.94 ↑0.28
12/9 (金) 74.66 ↓0.52
12/8 (木) 75.18 ↓1.83
12/7 (水) 77.01 ↓2.65
12/6 (火) 79.66 ↓3.38

Posted by 松    12/13/22 - 05:50   

12/13(火)の予定
  [カレンダー]

経済指標
 ・11月消費者物価指数(CPI) (08:30)
 ・30年債入札 (Re-Opening) (13:00)

エネルギー
 ・石油輸出国機構(OPEC)月報
 ・API石油在庫統計 (16:30)

Posted by 松    12/13/22 - 05:44   

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

先取り




当ウェブサイト上で提供している内容は、信頼に値すると判断した情報を基に作成されていますが、
あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。
投資の決断は、投資家自身の判断に基いて下してください。
先物取引はリスクの高い取引であり、多大な損失をもたらす場合があります。
投資を行う前には 十分な考慮が必要です。

Copyright © 2020-2025   Yosoukai Global Investors, Inc.,  All rights reserved
無断転載、引用は固くお断りします

会社概要サービス広告掲載 プライバシーポリシーお問い合わせ