2006年11月21日(火)
アラスカパイプラインの稼動、通常の4分の1に
[エネルギー]
アラスカ縦断パイプライン(TAPS)を運営するAlyeska パイプラインサービスの広報担当者は
20日、悪天候で輸出作業が遅れていることを受け、TAPSの輸送量を通常の25%まで
減らしていることを明らかにした。
先週16日には南部の輸出港バルディズの貯蔵タンクが一杯になり、10時間は完全に
稼動を停止したという。TAPS全体の輸送能力は日量80万バレル。
・・・この夏にBPがパイプラインの腐食を理由にプルドーベイ油田の生産を停止してからと
いうもの、この手のニュースにも市場はより敏感に反応するようになった。ノルウェーの
北海油田にせよ、アラスカの油田にせよ、冬場は悪天候により輸出が停止するのは
日常茶飯事。状況にもよるが、あまり大げさに考えない方が良いと思う。
Posted by 松