2006年11月20日(月)
FF金利は07年内に4.75%、NABEエコノミスト調査
[エコノミー]
米ビジネスエコノミクス協会(NABE)は20日、メンバーのエコノミスト50名に
対して行った景気見通し聞き取り調査の結果を発表した。2007年のGDP成長率は
年2.8%と06年の3.0%から減速。NABE会長でラサールバンク/ABNアムロの
チーフエコノミスト、テネバム氏は 「住宅市場の調整という障害が
あるものの、07年度も引き続き底堅く成長を続けると予想される」と総括している。
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OPECは追加減産以外に選択肢はない、カタール石油相
[エコノミー]
原油価格が17ヶ月ぶりの安値を更新した週末、
OPECの減産に関して関係国からの発言が相次いだ。
カタールのアティーヤ石油相は18日、訪問先の東京でインタビューに答え、
来月にナイジェリアで開かれるOPEC臨時総会では、追加減産以外に選択の
道はないと、更なる生産引き締めに強い意欲を示した。市場は供給過剰に
あり、ドーハでの緊急総会で決定した減産では効果がなかったとした。
減産量については、予測するのは難しいとしながらも、50万から
100万バレルの間に収まるだろうとした。また、価格はWTIで60ドル前後が
妥当との見方も示した。
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2006年11月13日(月)
フィラデルフィア連銀専門家調査、GDPスローダウンを予想
[エコノミー]
フィラデルフィア連銀は13日、エコノミストへの聞き取り調査による10-12月期の景気見通しを
発表した。51名の専門家の回答によると、10-12月期のGDP成長率予想は年率2.5%と、
前回予想の2.9%から低下。07年1-3月期も2.7%から2.5%に引き下げられた。
雇用については景気のスローダウンにもかかわらず比較的安定するとの見通しで、
失業率予想はは前回よりもわずかながら引き下げられている。
インフレ見通しについては2006年度のCPI見通しが前回の年3.3%から2.4%に
引き下げられた一方で、07年度は年前半にインフレが進むとの見方が多い。
2007年全体の見通しは、前回同様2.6%との伸びとなっている。
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