2020年05月06日(水)
20/21年度EU穀物生産、英国もあわせて前年から3.6%減少見通し
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、1月31日に離脱した英国もあわせた欧州連合(EU)の2020/21年度穀物生産は3億440万トンと、前年から3.6%減少の見通しになった。フランスと英国で昨秋に多雨に見舞われ、また冬も降雨が続く中気温は高めと作付や生育に厳しい状態となったことが生産を押し下げるとの見方である。また、ほかのEU諸国でもある程度天候絡みの影響がみられたという。EUの作付が前年比1.3%減の5547万4000ヘクタールとみられる。
小麦の生産は1億4400万トンの予想で、前年から7%の減少になる。生産規模が最大のフランスでほかの作物への乗り換えや天候要因から作付が5%ほどダウン。作付を終えた後も雨の影響から肥料や殺虫剤の使用に遅れがみられた模様である。一方、EUの2020/21年度コーン生産は6835万トン、前年から2.6%増加見通しとなった。フランス、ドイツ、ポーランド、ルーマニアで増加予想、ハンガリーとブルガリアは減少とみられる。
2020/21年度の穀物輸出は3934万2000トンの見通しになった。前年との比較で10.1%の減少。小麦だけで11.0%減って2900万トンにとどまる見通しである。
Posted by 直 5/6/20 - 10:04



