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2020年05月14日(木)

IEA、世界石油需要見通し上方修正、4-6月期の見通しが改善
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2020年の世界石油需要が前年比で日量860万バレル減少するとの見通しを示した。前月からは70万バレルの上方修正となる。OECD諸国の移動状況が当初の予想以上だったことや、ロックダウンの段階的な緩和を受け、4-6月期の需要は日量320万バレル引き上げられた。それでも前年比では1,990万バレルという大幅な落ち込みとなる。2020年後半の見通しは、僅かに下方修正された。

5月の世界石油供給は日量8,800万バレルと、前月から1,200万バレル減少、9年ぶりの低水準になると予想される。OPECプラスの減産が実施されるほか、サウジやクウェート、UAEなどが更に生産を減らすとしているほか、米国やカナダの生産も減少する。こうしたOPECプラス以外の産油国の生産は、4月時点で年初から既に日量300万バレル減少している。

2020年の製油所稼働は、4月の見通しが引き上げられたことから、需要が底を打つのは5月に先送りとなった。4-6月期の稼働は前年同期比で日量1,340万バレル減少、2020年通年では前年比で620万バレル減少すると見られている。製油所における在庫の容量不足の問題は、5月から欧州やアジア、アフリカ諸国でも見られるようになるという。

3月末時点でのOECD諸国の在庫は29億6,100万バレルと、前月から6,820万バレルの積み増しとなった。過去5年平均を4,670万バレル上回る水準にありじゅようの90日分をカバーするに至っている。速報データによると、4月は米国で5,370万バレルの積み増しとなったほか、欧州でも310万バレル、にほんでも300万バレル在庫が増加した。洋上在庫は4月に前月から990万バレル増加、1億2,380万バレルとなった。

Posted by 松    5/14/20 - 05:20 

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