2020年05月21日(木)
20/21年世界砂糖生産見通しは13%増加、3年ぶり高水準・USDA
[砂糖]
米農務省(USDA)は21日に年2回の世界砂糖需給報告を発表し、2020/21年度生産が1億8807万7000トンと、3年ぶりの高水準になる見通しを発表した。前年の1億6617万8000トン(修正値)から13.2%増加する。最も生産規模の大きいブラジルが前年比33.8%増の3948万トン、2位のインドは3370万5000トンで16.6%の増加予想。欧州連合(EU)、タイ、中国もあわせて上位5位増加の見通しを示した。
2020/21年度世界消費は1億7779万5000トンの見通しとなった。前年の下方修正により、3年ぶりに増加し、過去最高を更新する。最大のインドが5.6%増加して2850万トンになるとの見通し。ただ、EU、中国、米国、ブラジルといったほかの主要消費国・地域は横ばい予想である。
貿易に関すると、輸出が6522万7000トンで、前年から20.5%増加とみられる。ブラジルが2885万トン、タイは1100万トンでいずれも前年から拡大。オーストラリアの輸出も増加に転じる見通しとなった。輸入予想は前年を8.1%上回る5480万3000トン。インドネシアが15.2%増えて465万トンの見通しである。中国も増加予想だが、4200万トンとインドネシアを下回り、この結果、インドネシアが2020/21年度に最大の輸入国になる。米国は313万5000トン、前年から7.4%減少する。
USDAはこのほか、2020/21年度の期末在庫が4355万1000トンになると予想した。前年比2%減少で、4年ぶりの低水準を更新する見通し。インドで在庫の積み増しに転じるとみられる一方、中国、タイ、パキスタンが減少予想となった。
Posted by 直 5/21/20 - 15:26



