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2020年06月16日(火)

IEA、世界石油需要見通し引き上げも過去最大の落ち込み
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2020年の世界石油需要が日量9,170万バレルと前年比で810万バレル減少、過去最大の落ち込みになるとの見通しを示した。2021年には570万バレル回復するが、ジェット燃料に関しては少なくとも2022年までは影響が残るとした。2020年の見通しは前月からは50万バレル近い上方修正、COVID-19の感染拡大に伴うロックダウン中の需要が、想定よりも強かったことが背景にあるという。

5月の世界石油供給は、前月から日量1,180万バレル減少した。OPECプラスの減産や、米国とカナダをはじめとしたロックダウンの影響が大きかったという。2020年の通年では日量720万バレルの減少、2021年には170万バレル回復するという。米国の生産は2020年に90万バレル、2021年には更に30万バレル減少するとした。

2020年の製油所稼働は、4月に日量6,880万バレルと前月から660万バレル、前年比では1,230万バレル減少した。5月には更に100万バレル減少するという。石油製品在庫の増加によって、将来的な精製マージンの低下も予想されている。2020年の通年では540万バレルの減少、2021年は530万バレルの回復が見込まれているが、それでも2018年のピークは下回る水準にある。

4月末時点でのOECD諸国の在庫は31億3,700万バレルと、前月から1億4,870万バレルの積み増しとなった。過去5年平均を2億830万バレル上回る水準にある。速報データによると、6月は初めには、在庫が過去最高を更新するとの見通しが示された。洋上在庫は4月に1億7,220万バレルと過去最高を記録したのから、、1億6,580万バレルに減少した。

Posted by 松    6/16/20 - 07:44 

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