2021年02月11日(木)
IEA、2021年度の世界石油需要を前月から小幅引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は19日に発表した月報で、2021年の世界石油需要が日量9,640万バレルと、前年比で540万バレル増加すると、前月から見通しを小幅下方修正した。2020年にCOVID-19の感染拡大の影響で大幅に落ち込んだ分の、60%程度は回復する格好となる。2021年1-3月期には2020年10-12月期から日量100万バレルの落ち込みとなるが、景気回復見通しを背景に、2021年後半には需要も強まるという。
世界供給は1月に日量9,360万バレルと、前月から59万バレル増加した。OPECプラスの減産体制が緩和されたことや、それ以外の産油国の生産増が背景にある。2月にはサウジの自主的減産によって、生産が落ち込むことが予想されている。OPECプラス以外の産油国の生産は、2020年に前年比で日量130万バレル減少したのから、2021年には83万バレル増加するとの見通しを示した。
製油所稼働は、2020年12月に日量11万バレルと小幅減少、2021年1-3月期には前年比で日量180万バレル減少するとの見通しが示された。2021年4-6月期からは大西洋岸を中心に前年比で増加に転じると見られている。昨年12月末時点では30億6,300万バレルと前月から4,460万バレル、石油製品を中心に5ヶ月連続で在庫が減少。過去5年平均を1億3,830万バレル上回る水準まで切り下がってきた。在庫は2020年5月のピークから6,280万バレル減少、速報データでは1月の在庫も取り崩しが続いていると見られている。
Posted by 松 2/11/21 - 06:52



