2021年02月19日(金)
20/21年EU砂糖生産は前年から10%減少、5年ぶりの低水準・欧州委
[砂糖]
欧州委員会によると、欧州連合(EU)の2020/21年度(10-9月)砂糖生産が1464万8006トンと、前年から9.9%減少し、5年ぶりの低水準を記録する見通しとなった。フランスが340万トンの予想で、前年から31.6%減少。引き続き天候や害虫被害が生産ダウンの背景にあり、しかも、大幅減少によりこれまでEU最大の生産国だったのから2位に落ちる見通しとなった。
一方、ドイツの生産は410万5342トンの見通し。前年比マイナスに変わらないが、5.2%とフランスよりも小幅減少にとどまるため、フランスを抜いてEU最大の生産国になる。ほかの主要生産国であるベネルクスに関すると、ポーランドやオランダはそれぞれ1.7%、、4.3%増加の見通しだが、ベルギーは3.9%減少とみられる。
EUを離脱した英国の生産予想は前年比24.5%減の90万トンとなった。EUと英国あわせて1554万8006トンで、前年から10.9%減少の見通し。
Posted by 直 2/19/21 - 08:40