2021年02月22日(月)
21/22年カナダ小麦生産見通し下方修正、前年比7.6%減少・農務省
[穀物・大豆]
カナダ農務省(AAFC)は2月の需給レポートで、同国の2021/22年度小麦生産見通しを2644万6000トンと、前月に発表した初回予想の2735万3000トンから引き下げた。前年と比べて7.6%の減少になる。デュラムは前年比4.1%減少の630万2000トンの予想で、前月時点での629万8000トンとほぼ同水準。全小麦生産は3274万8000トンとみており、3365万1000トンから下方修正、前年を6.9%下回る。
2021/22年度小麦輸出見通しを2000万トンから1900万トンに引き下げた。前年からは9.5%減少。デュラム小麦の輸出は500万トンで据え置き、前年と比べると8.3%の減少を見越す。全小麦輸出が前年から7.7%減少して2400万トンになる見通しで、100万トン引き下げた。
農務省はこのほか、2021/22年度コーン生産が1330万8000トンになるとの予想で修正なし、前年から1.9%減少する。カノーラ生産は1990万トンから2015トンに上方修正し、前年との比較で7.6%増加。一方、大豆は660万トンで3.8%増加の予想を維持した。
Posted by 直 2/22/21 - 08:24