2021年02月22日(月)
株式:ダウ平均が小幅続伸となる一方、S&P500とナスダックは下落
[場況]
ダウ工業平均:31,521.69↑27.37
S&P500:3,876.50↓30.21
NASDAQ:13,533.05↓341.41
NY株式はダウ工業平均が小幅続伸となる一方、S&P500種とナスダック総合指数は下落。追加の景気支援策に対する期待が景気敏感株などの下支えとなる一方、インフレ圧力の高まりや長期金利の更なる上昇に対する懸念がハイテク銘柄などを中心に売りを呼び込んだ。ダウ平均は寄り付きでは売りが先行、200ポイント以上値を切り下げる展開となったものの、押し目ではしっかりと買いが集まり、早々に強気転換。中盤にはプラス圏を回復、午後にはそのまま150ポイントまで上げ幅を拡大した。引けにかけては売りに押し戻される格好となったが、プラス圏は維持したまま取引を終了した。
セクター別では、金鉱株やエネルギー関連が大きく上昇したほか、銀行株や運輸株、保険もしっかりと上昇。一方で半導体やコンピューター関連はおおきく下落、一般消費財や公益株、通信、バイオテクノロジーなども下げが目立った。ダウ銘柄では、ウォルト・ディズニー(DIS)が4.42%の上昇となったほか、キャタピラー(CAT)やダウ(DOW)、アメリカン・エクスプレス(AXP)も3%を超える上昇を記録した。一方でナイキ(NKE)は3.77%、インテル(INTC)は3.65%それぞれ下落。アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)、セールスフォース・ドットコム(CRM)、ボーイング(BA)も2%を超える下げとなった。
Posted by 松 2/22/21 - 16:59