2021年02月25日(木)
10-12月期GDP改定値は前期比4.09%増に上方修正、ほぼ予想通り
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 20年4Q | 速報値 | 20年3Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑4.09% | ↑4.01% | ↑33.44% | ↑ 4.1% | |
| 個人消費 | ↑2.36% | ↑2.50% | ↑41.03% | ||
| 国内投資 | ↑26.52% | ↑25.32% | ↑86.34% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑2.14% | ↑2.04% | ↑3.51% | ↑ 2.0% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.57% | ↑1.52% | ↑3.66% | NA | |
| >>コア | ↑1.38% | ↑1.37% | ↑3.44% |
米商務省によると、2020年10-12月期実質国内総生産(GDP)は前期から4.09%の増加と、速報値の4.01%増から上方修正となった。ほぼ市場の予想通りである。
経済の3分の2を占める個人消費支出は2.36%の増加、速報値の2.50%増加から下方修正となった。耐久財が速報でほぼ横ばいだったのから0.6%減少に引き下げられたほか、非耐久財は1.06%の減少と、マイナス幅が速報の0.67%より大きくなった。サービスは4.03%の増加と、ほぼ修正なし。
設備投資は14.01%の増加と、速報値の13.78%から小幅引き上げられた。知的財産権は7.46%増から8.36%増、機器が24.90%増から25.67%増にそれぞれ上方修正。一方で建造物は1.12%の増加と、5-四半期ぶりのプラス転換となったが、伸び率は速報の2.96%から縮小した。住宅投資は35.78%の増加、速報の33.54%増加から引き上げとなった。在庫投資は480億ドルの増加、GDPに対して1.11ポイントのプラス要素となり、速報で446億ドルの増加、1.04ポイントのプラス要素だったのから上方修正された。
貿易収支は1兆1230億ドルの赤字となった。前期に初めて1兆ドルを超え、赤字幅は一段と拡大。また、速報の1兆1211億ドルから引き上げられた。輸出は21.82%の増加、輸入は29.64%の増加と、速報値の22.02%、29.49%からそれぞれ修正となった。
政府支出は1.10%、2‐四半期連続減少となった。速報値の1.24%からは、小幅マイナスに修正された。連邦政府は0.90%の減少と、速報の0.54%に比べてやや大幅なマイナス、地方政府は1.24%の減少、速報の1.71%より小幅減に修正された。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.57%上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は1.38%上昇した。いずれも前期に3%以上の伸びだったのから伸びが鈍化、速報値の1.52%と1.37%から小幅上方修正された。前年比にすると、PCEは1.21%、コアは1.41%それぞれ上昇した。
Posted by 松 2/25/21 - 08:52



