2021年10月14日(木)
失業保険新規申請件数は29.3万件に減少、パンデミック後最低更新
[経済指標]
失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件
10月9日 | 前週比 | 10月2日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 293.00 | ↓ 36.00 | 329.00 | 332.00 | |
4週平均 | 334.25 | ↓ 10.50 | 344.75 | - | |
継続受給件数 | 2593.00 | NA |
米労働省が発表した10月9日までの週の失業保険新規申請件数は29万3000件と、2020年3月のパンデミック発生以降初めて30万件を割り込んだ。市場予想も下回った。前週の32万9000件(修正値)からは3万6000件の減少で、2週連続でマイナスとなった。
雇用情勢をより良く反映するといわれる4週平均は10月9日時点で33万4250件と、前週の34万4750件(修正値)から1万500件減少した。これも2020年3月以来の低水準となった。
失業保険継続受給件数は、10月2日時点で前週比13万4000件減の259万3000件となり、パンデミック後の低水準を更新した。継続受給のデータは、新規申請件数より一週間遅れで発表される。
Posted by 松 10/14/21 - 08:31