2021年11月03日(水)
まだ利上げの時期でない・パウエルFRB議長会見
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に記者会見を行い、まだ利上げの時期でないと述べた。当局は景気見通しや金融政策の行方についていかに明確に伝えることができるかに努めており、今回の会合では資産購入縮小(テーパリング)に焦点があてられ、景気の進展ぶりからテーパリングが適切と判断したとコメント。一方、利上げについてはまだ雇用の目標達成まで距離があることを理由に実施の時期に至っていないといい、また利上げ決定まで忍耐強く待てるとした。議長は会見前に読み上げた声明でも、利上げの条件がより厳格なことを強調していた。
物価上昇に関すると、改めて供給制約によることを挙げ、労働市場がタイトなためでないと指摘した。サプライの不足やボトルネックは来年にかけて続き、インフレも高止まりすると予想した。しかし、サプライ問題が解消すれば雇用は上向き、インフレも来年4-6月期あるいは7-9月期に今の高水準から下がるだろうとの見方を示した。賃金上昇について、現時点で問題視していないともいう。
パウエル議長はこのほか、テーパリングのペースは景気の展開によって速めることもストーダウンすることもあり得ると、声明で示した方針を繰り返した。テーパリング終了後のバランスシートについてはまだ計画していないともいう。
Posted by 直 11/3/21 - 17:12



