2022年01月28日(金)
12月個人所得は前月比0.34%増加、個人消費支出は0.58%の減少
[経済指標]
個人所得・個人消費支出
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位:10億ドル
21年12月 | 前月比 | 市場予想 | ||
個人所得 | 20987.1 | ↑0.34% | ↑0.5% | |
個人消費支出 | 16306.3 | ↓0.58% | ↓0.6% | |
貯蓄率 | 7.87% | ↑0.72 | ||
個人消費価格指数(PCE) | 118.715 | ↑0.45% | ↑0.4% | |
PCEコア | 120.047 | ↑0.50% | ↑0.4% |
米商務省によると、2021年12月の個人所得は前月から0.34%増加した。3ヶ月連続の増加となるが、10月や11月に比べると小幅増にとどまり、市場予想も下回った。給与所得は0.69%の増加、年金などは0.43%の増加と、いずれも前月より高い伸びとなった。資産所得は0.62%増加した。可処分所得は、前月比0.22%の増加となった。
個人消費支出は、前月から0.58%減少した。2月以来のマイナスで、ほぼ市場の予想通りとなった。耐久財は4.06%の減少、非耐久財は1.74%の減少に転じた。サービスは0.49%増加した。貯蓄率は7.87%と、前月の7.15%(修正値)から上昇した。
個人消費支出物価指数(PCE Index)は前月から0.45%の上昇、前月より小幅の伸びにとどまった。エネルギーと食品を除いたPCEコアは0.50%の上昇と、前月とほぼ同じ伸び率。前年同月との比較にすると、PCEの上昇率は5.79%、コアは4.85%となった。
Posted by 松 1/28/22 - 08:32