2022年03月01日(火)
22/23年豪州小麦生産、4年ぶりの減少見通し・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2022/23年度の国内小麦生産が2799万3000トンと、前年の過去最高の3634万7000トン(修正値)から23.0%減少の見通しとなった。4年ぶりのマイナス転落になる。面積にして5.5%ダウンで、採算面でカノーラなどほかの作物との競争が激しくなると予想。イールドは前年の3トンから2トンに低下を見通す。2年連続のイールド上昇後で土壌は弱っているものの、コスト増加による投資への影響に懸念を示した。
2023/24年度、2024/25年度も減少基調を続ける見通しだが、マイナス幅は縮むとみている。また、2025/26年度に増加に転じ、2026/27年度に一段と増えるのを見込む。
2022/23年度の輸出予想が2100万トンで、前年から17.0%減少する。2023/24年度にはさらに31.2%落ち込むと見通すが、その後は増加に戻るとの見方を示した。2026/27年度には1800万トンで安定する見方でもある。期末在庫は2022/23年度に471万8000トン、前年との比較にして16.2%減少の見通し。2024/25年度まで在庫の取り崩しが続くとみているが、2025/26年度は増加に転じ、2026/27年度に553万1000トンに膨らむ見通しを示した。
Posted by 直 3/1/22 - 12:41



