2022年08月02日(火)
2022年ウクライナ穀物生産、40%減少見通し・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ウクライナの2022年穀物生産は、5107万4000トンと、前年から40.4%減少する見通しとなった。ロシアとの戦闘が続く中、資金繰りやコスト増加もあってインプットへのアクセスが難しく、減反、またイールド低下が予想されており、生産が下向くとの見方である。コーンは前年比43.0%減の2400万トンの予想。現在収穫中の小麦は2000万トンの見通しで、前年と比べて37.8%の減少になる。
輸出の停滞に伴い期初在庫が事前予想以上となり、貯蔵能力への影響に懸念も示した。現時点で小麦を貯蔵するスペースは十分だが、10月にコーン収穫が始まる時点でのスペースが疑問視されており、これも最終的なコーン収穫を左右することになり得るという。
2022/23年度(7-6月)穀物輸出に関すると、レポート作成時にはまだ鉄道や河川輸送が大半を占めていたことから、出荷量が極めて限定的だったことを指摘し、最終的に過去5年平均を40%ほど下回る見通しだった。コーンが1500万トン、小麦は1000万トンで、いずれも過去10年間で最少になるとの見通し。ロシアとの合意によって貨物船での輸出が再開したが、かなりの量を出荷できなければ、過去平均比マイナスは必至との見方を示した。
Posted by 直 8/2/22 - 08:04



