2022年08月08日(月)
早ければ南半球初春にラニーニャ現象再発の可能性・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は、早ければ南半球初春にラニーニャ現象が再発する可能性を示した。現時点でエルニーニョ・南方振動(ENSO)は中立状態にあるものの、一部の大気指標からラニーニャ現象のサインは残っており、また太平洋西部で貿易風の勢いが改めて増していることを指摘。当局が監視する7つの気象モデルのうち、3つは初春のラニーニャ再発、1つは春の終わりにラニーニャが戻る可能性を示しており、残る3つは中立状態が続くシナリオになっているという。この結果、当局は2022年終わりのラニーニャ現象再発生の確率が50%との見方を維持。ラニーニャ現象が発生すれば、オーストラリアの北部や東部では南半球の冬から春にかけて平均を上回る降雨の可能性が強まる。
気象局は、冬から春にかけてほぼ全国的に平均以上の降雨になる見方も示した。インド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)が過去8週間、マイナス0.4℃の負の基準近くあるいは超えている状態を続けているのが背景にある。全ての気象モデルが春の終わりまで負の状態にとどまる見通しを示しているという。
Posted by 直 8/8/22 - 11:37



