2008年11月06日(木)
目先の追加利下げ排除せず、ECB総裁
[要人発言]
ECBのトリシエ総裁は6日、理事会後に開いた定例会見で、物価見通しが更に改善されたと指摘、目先数ヶ月間インフレは低下を続け、2009年度は安定的と呼べる水準に収まるとの見通しを示した。また、金融市場の混乱はより深く、より広範囲に広がっており、この先世界と欧州の需要を押し下げると予想。ここ数ヶ月の商品価格が急落したことも含め、こうした環境の中で欧州圏のコストと給与の上昇圧力は緩和されるとした。マネーの伸びは依然として強いものの、引き続き将来的に伸びが鈍る兆候が出ているという。インフレが加速する可能性は完全に消えていないとする一方、金融市場の混乱に伴う先行き不透明感は依然としてかつてないほどに強く、今後も厳しい状況が続くとした。
会見後の質疑応答では、今回の50bp利下げが全会一致の決定だった一方、75bpの大幅利下げの可能性も検討したことを明らかにしている。12月の理事会における追加利下げの可能性についても、「排除しない」と、更なる金融緩和を示唆した
Posted by 松 11/6/08 - 10:02



