2008年11月10日(月)
USDA需給:小麦とコーン世界在庫は引き上げ、大豆は引き下げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY8:30発表、単位100万トン
| 08/09年 | 修正 | 07/08年 | 修正 | |
| 小麦 | ||||
| 生産 | 682.37 | ↑ 2.17 | 610.59 | ↓ 0.29 |
| 消費 | 656.51 | ↑ 0.93 | 618.21 | ↑ 0.11 |
| 期末在庫 | 145.25 | ↑ 0.84 | 119.39 | ↓ 0.41 |
| コーン | ||||
| 生産 | 781.36 | ↓ 3.89 | 791.96 | ↑ 0.97 |
| 消費 | 797.71 | ↓ 2.66 | 774.18 | ↓ 2.62 |
| 期末在庫 | 110.12 | ↑ 2.36 | 126.47 | ↑ 3.59 |
| 大豆 | ||||
| 生産 | 235.74 | ↓ 3.69 | 220.89 | ↑ 0.20 |
| 消費 | 233.96 | ↓ 1.23 | 229.96 | ↑ 0.84 |
| 期末在庫 | 54.06 | ↓ 1.18 | 53.04 | ↑ 0.36 |
08/09年度の世界小麦需給は、生産が217万トンの上方修正。アルゼンチンの生産が100万トン、干ばつが再び懸念材料に浮上している豪州が150万トン、中国が100万トンそれぞれ引き下げられたが、欧州が343万トン、ロシアが200万トン引き上げられたのが上回った。輸入は米国外で100万トンの引き上げ、需要も米国外で97万トンの引き上げとなった。恐らくは価格下落が需要を後押ししていると思われるが、輸入の増加分は全て米国外の生産国の輸出で賄われる格好となり、米国の輸出は増加していない。期末在庫は米国外を中心に全体で84万トン引き上げられた。
08/09年度の世界コーン需給は、生産が389万トンの下方修正。米国で457万トン引き下げられているが、これは既に先月28日に行われた国内需給の修正で織り込み済みの分だ。世界生産は69万トンの引き上げ、収穫が好調だった欧州やロシアの見通しが引き上げられたことが背景にある。消費は266万トンの引き下げ。輸出は米国が254万トン引き下げられる一方、米国外は100万トンの引き上げ、ドル高の進行などによって米国産の競争力が低下していることが見て取れる。期末在庫は236万トンの引き上げ、米国の在庫は引き下げられたが、米国外の引き上げが大きく上回った。
08/09年度の世界大豆需給は生産が369万トンの引き下げ。米国の引き下げは先月28日の修正によって織り込み済みだが、米国外の生産も199万トン引き下げられた。ブラジルの生産が250万トンの下方修正。ドル高の進行と大豆価格の下落によって、作付が当初の予想を大きく下回る可能性が高まったことが背景にある。消費は123万トンの下方修正、輸出も米国を中心に97万トン引き下げられている。期末在庫は米国が40万トン、米国外が77万トン、合計で118万トンの引き下げとなった。
Posted by 松 11/10/08 - 09:10



