2022年12月06日(火)
22/23年世界小麦生産見通し500万トン上方修正、前年比0.6%増加
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2022/23年度の世界小麦生産見通しを7億8500万トンと、9月の前回報告での7億8000万トンから500万トン引き上げた。前年比0.6%増加。黒海周辺地域を1億2100万トンから1億2700万トン、欧州連合(EU)は1億3200万トンから1億3400万トンにそれぞれ上方修正。前年に比べて6.2%と0.8%の増加になる。インドも100万トン引き上げて1億500万トン。ただ、前年比は4.3%の減少である。米国は4850万トンから4490万トンに引き下げ、前年との比較にして0.2%の増加。中国は1億3800万トンで据え置いた。
2022/23年度の世界小麦消費見通しは7億8400万トンから7億8500万トンに僅かに引き上げた。前年から0.2%の増加になる。食用を100万トン引き下げて5億8800万トンとしたが、飼料用を1億4900万トンから1億5200万トン、300万トン引き上げた。世界期末在庫予想は2億7500万トンから2億7800万トンに引き上げた。前年に比べると0.1%の減少。
2022/23年度の貿易予想が2億200万トンで、前年から1.1%増加、従来の2億100万トンから上方修正でもある。カナダの輸出を2300万トンから2350万トンに引き上げ、前年から55.3%の増加予想。黒海周辺地域の輸出は全体で5770万トンから6110万トンに上方修正。ロシアとカザフスタンを引き上げ、ウクライナは1100万トンの見通しを維持した。米国は2250万トンから2110万トンに下方修正。EUも3670万トンから3530万トンに引き下げた。アルゼンチンは500万トン引き下げて800万トン、前年から50.8%落ち込む見通しとなった。オーストラリアの輸出は2450万トンから2740万トンに上方修正。ただ、前年は0.4%と僅かに下回る。
Posted by 直 12/6/22 - 11:51



