2022年12月22日(木)
7-9月期GDP確定値は前期比3.24%増、改定値から一段と引き上げ
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 22年3Q | 改定値 | 速報値 | 22年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑3.24% | ↑2.93% | ↑2.57% | ↓0.58% | ↑ 2.9% | |
| 個人消費 | ↑2.26% | ↑1.72% | ↑1.41% | ↑2.04% | ||
| 国内投資 | ↓9.57% | ↓9.09% | ↓8.45% | ↓14.13% | ||
| 物価指標 | ||||||
| >GDPデフレーター | ↑4.36% | ↑4.27% | ↑4.08% | ↑9.00% | ↑ 4.3% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑4.32% | ↑4.26% | ↑4.18% | ↑7.29% | NA | |
| >>コア | ↑4.66% | ↑4.60% | ↑4.50% | ↑4.65% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率で3.24%増加した。速報値の2.57%増から改定値で2.93%増に引き上げられ、今回一段の上方修正となった。市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は2.26%の増加と改定値の1.72%増から上方修正、3-四半期ぶりに高い伸びとなった。サービスは3.67%の増加と、速報の2.74%増から引き上げられた。耐久財と非耐久財は前期比で減少、耐久財のマイナス幅は改定値の0.34%から0.85%に拡大、非耐久財は0.10%と、従来の0.08%とほぼ変わらなかった。
設備投資は6.20%の増加と、改定値の5.13%より高い伸びに修正となった。建造物が6.90%減少から3.58%減少に修正、知的財産権の伸び率は5.77%から6.85%に引き上げられた。機器は10.63%増加と、改定値の10.77%増加からやや下方修正。住宅投資は27.11%の減少と、2020年4−6月期以来の大幅マイナス、速報から2回連続の下方修正となった。在庫投資は387億ドルの増加、4-四半期連続の増加となるが、この間最小のプラスにとどまった。改定値の496億ドルから下方修正された。
貿易収支は1兆2688億ドルの赤字と、赤字幅が改定値の1兆2647億ドルの赤字から引き上げとなった。速報の1兆2740億ドルは下回り、2021年4−6月期以来の小幅赤字となった。輸出は15.34%増加から14.60%増加に下方修正、輸入は7.35%の減少、改定値の7.34%減少とほぼ変わらずとなった。
政府支出は3.04%増加から3.73%増加に上方修正となった。連邦政府の伸び率は3.41%から3.75%に上方修正、地方政府は2.84%から3.72%に引き上げられた。
個人消費支出物価指数(PCE)は、前期から4.32%上昇した。伸び率は速報値の4.18%、改定値の4.26%から2回連続で引き上げとなった。エネルギーと食品を除いたコア指数は4.66%の上昇と、こちらも2回連続上方修正。前年比にすると、PCEは6.31%上昇、コアは4.95%の上昇となった。
Posted by 松 12/22/22 - 08:40



