2022年12月29日(木)
一部気象モデルがラニーニャ現象の勢力の弱まり示す・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は月2回のレポートで、一部の気象モデルがラニーニャ現象の勢力の弱まりを示していることを指摘した。ラニーニャ現象は南半球の冬に入っても続いており、オーストラリアの北部や東部で平均以上の降雨になりやすいとコメント。しかし、気象モデルによるとエルニーニョ・南方振動(ENSO)は2023年1-2月に中立に戻り、少なくとも4月まで中立状態を保つ見通しという。ただ、この時期の気象モデルの正確さは4ヶ月以上先になると下がるため、4月以降の見通しは慎重に受け止めるべきとの見方を示した。
インド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)は中立状態にあり、オーストラリアの天候への影響はほとんどないとした。オーストラリアは12-4月の南半球モンスーン期に入ったという。また、南半球環状モード(SAM)は正の状態にあり、1-2月まで続くと見通した。正の環状モードによって南半球の夏の間オーストラリア東部とビクトリア州東部の降水量が平均を上回り、一方タスマニア州西部の降雨は平均以下になる可能性が強いという。
Posted by 直 12/29/22 - 08:27



