2008年11月13日(木)
9月貿易収支は564.7億ドルの赤字に縮小、予想下回る
[経済指標]
貿易収支
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字
| 08年9月 | 前月比 | 08年8月 | 市場予想 | ||
| 貿易収支 (モノ+サービス) | ▲56470 | ↓4.41% | ▲59076 | ▲57000 | |
| >モノ(Goods) | ▲69599 | ↓2.05% | ▲71058 | ||
| >サービス | 13129 | ↑ 9.57% | 11982 | ||
| 輸出 (モノ+サービス) | 155400 | ↓5.98% | 165279 | ||
| 輸入 (モノ+サービス) | 211870 | ↓5.56% | 224355 |
米商務省が発表した9月の貿易収支は564億7000万ドルの赤字となり、市場予想を下回った。前月比4.41%減少。2ヶ月連続ダウンで、また3月以来の大幅縮小だ。なお、8月の赤字幅は速報で591億3800万ドルだったのが590億7600万ドルに改定となった。貿易赤字は年初から9月まであわせて前年同期を1.53%上回る534億5100万ドルだ。
9月は前月に続いて輸出、輸入揃って減少した。輸入が5.56%%のマイナスとなり、このうちモノが5.96%ダウン。主因はエネルギー関連の輸入落ち込みである。原油輸入が季節調整前で26.36%減少。買い付け規模が15.13%減り、日量844万3000バレル。単位価格は107.58ドルと4ヶ月ぶりの水準に下がった。
原油を含む工業品が10.99%と項目別で最も大きな落ち込みである。次いで、消費財の7.88%減で、医療関連やアパレル、テレビなどを中心にダウンとなった。自動車関連、飲食品・飼料も前月割れ。資本財だけが1.30%のプラスとなり、石油掘削機や民間航空機、通信機器などの伸びが目立った。サービス輸入は3.44%減少した。ちょうど半年ぶりの前月比マイナス。
輸出は前月を5.98%下回った。モノが8.32%ダウン。全ての項目が前月割れとなり、工業品と飲食品・飼料が揃って1割を超えるマイナスだった。資本財では民間機の大幅ダウンが目立つほか、ハイテク関連も前月より少ない。消費財に関すると美術品や玩具、家電などが落ちた。サービス輸出は0.15%減少し、これは2月以来のマイナス転落である。
物価上昇を考慮した実質値(リアルマネー)ではモノの赤字が前月比6.71%増の420億5600万ドルだった。石油関連が2.69%増え、非石油は4.37%アップ。
国別で赤字最大の対中国が277億6600万ドルとなり、前月の253億3400万ドルから一段と膨らんだ。しかし、対日や対カナダも増加に転じた。一方、石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字は30.43%減少した。前月以上の赤字縮小である。加盟国別にみてもほとんどのギャップが縮んでいる。このほか、対メキシコの赤字もダウン。
Posted by 松 11/13/08 - 08:39



