2008年11月21日(金)
シカゴ連銀総裁、来年大半の景気停滞を懸念
[要人発言]
シカゴ連銀のエバンズ総裁は21日の講演で、景気が一段と弱含むとともに、長期化する可能性もあると述べた。具体的な度合いや期間を占うのは難しいと述べ、また政府や米連邦準備理事会(FRB)による支援を背景に金融市場が立ち直れば個人消費や生産、雇用も上向くとコメント。それでも、来年の大半は景気停滞することに懸念を示した。
一方、物価上昇が落ち着き始めていることに認識を示し、不安定な景気情勢の中で唯一明るいとコメントした。失業率の上昇見通しを挙げ、一段のインフレ抑制も見越す。金融政策の行方については、景気減速度や物価動向を見守るのが必要と慎重な構えをみせた。
エバンズ総裁のスピーチは先に行われたラッカー・リッチモンド連銀総裁に比べて悲観的といえる。なお、ラッカー総裁とともにエバンズ総裁も来年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務める。
Posted by 直 11/21/08 - 14:50



