2024年04月18日(木)
24/25年EU穀物生産、1.4%増加見通し・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)の2024/25年度穀物生産は2億7485万トンと、前年から1.4%増加の見通しとなった。スペインや北欧諸国の生産回復が全体を押し上げるとの見方である。また、ルーマニアのイールド改善も予想されているという。ただ、より生産規模の大きいフランスとドイツ、またポーランド、ハンガリー、スロバキア、ブルガリアでは生産ダウンの見通しとなっている。作付推定が前年比0.6%減の4989万7000ヘクタール。
2024/25年度小麦生産が1億2985万トンの予想で、前年比にして3.6%の減少になる。フランス、ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、ポーランドが減反。フランスはじめ西部では多雨、ルーマニアとブルガリアでは乾燥と作付環境が悪かったのが背景にある。一方、コーン生産が6360万トンの見通しで、前年と比べて4.3%増加する。土壌水分の過剰が冬穀物の作付に影響し、春穀物の作付増加にシフトの見通しが背景にあり、3年ぶりの増反になる。特にフランスの増加が進むとみられる。
2024/25年度の穀物輸出は4091万7000トンの見通しで、5.7%減少する。域内の消費増加から、輸出が細るとの見方である。小麦だけで3030万トン、9.8%減少の見通し。穀物消費は2億6658万3000トンの予想になり、1.9%増加する。期末在庫が2921万トン、9.2%減少の見通し。
Posted by 直 4/18/24 - 10:44



