2024年06月03日(月)
24/25年世界小麦生産見通し、100万トン下方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2024/25年度の世界小麦生産見通しを7億9700万トンと、3月時点での7億9800万トンから100万トン引き下げた。前年比にして1.0%増加。黒海周辺地域の生産が5.0%減少するとの見通しで、ウクライナが13.6%、ロシアが5.0%それぞれ減少すると予想。カザフスタンに関しては13.5%増加の見通しを示した。欧州連合(EU)も2.9%の減少予想。一方、米国と中国はいずれも2.5%増える見通し。また、インドが3.4%増加する見通しとした。
2024/25年度の世界小麦消費は8億トンの従来予想から7億9800万トンに引き下げた。前年度を7億8900万トンから8億200万トンに上方修正となっているため、0.5%減少と、従来の増加予想からシフトした。食用0.7%増加とみるものの、飼料用が5.1%減少する見通しとした。期末在庫の見通しは2億7400万トンから2億6700万トンに下方修正、前年から0.7%減少となる。
2024/25年度の輸出に関すると、アルゼンチンが21.1%増加するとみている。また、米国は7.6%増加、カナダが5.5%増加の見通しとし、一方、ウクライナの22.9%落ち込みやロシアの5.2%減少を予想している。EUも4.1%減少見通し。
2024/25年度のオーストラリア小麦生産は2909万7000トンの予想で、従来の2837万7000トンから引き上げた。前年との比較で12.1%増加。それでも、2年前に記録した過去最高の4054万5000トンに比べると大きくダウンである。面積にして1275万、1253万4000ヘクタールから引き上げた。輸出予想が4.0%増の2083万トンで、これも2031万5000トンから上方修正である。期末在庫予想は381万7000トンから328万トンに下方修正、前年との比較にすると14.1%増加する。
Posted by 直 6/3/24 - 12:52



