2024年11月21日(木)
24/25年度世界砂糖生産見通し上方修正、消費も引き上げ・USDA
[砂糖]
米農務省(USDA)は21日に年2回の世界砂糖需給報告を発表し、2024/25年度生産見通しを1億8661万9000トンと、5月時点での1億8602万4000トンから引き上げた。前年の1億8382万7000トン(修正値)から1.5%、2年連続増加になる。国・地域別にみると、生産規模が最大のブラジルは4400万トンから4300万トンに下方修正、前年比にして5.6%の減少。2位のインドは前年比4.4%増の3550万トンとみており、100万トン引き上げた。3位の欧州連合(EU)も1497万1000トンから1557万9000トンに上方修正。前年との比較で4.6%増加する。4位の中国は1040万トンから1100万トンに引き上げ、5位のタイは1024万トンで据え置いた。いずれも前年に比べて増加。
2024/25年度世界消費は1億7963万1000トンと、過去最高更新の見通しで、また、従来の1億7878万8000トンから引き上げた。最大のインドは3200万トンの見通しを維持し、2位のEUを1680万トンから1650万トン、3位の中国を1570万トンから1560万トンにそれぞれ引き下げた。EUに関すると、修正によって横ばいの見通しになり、中国は小幅増加。4位の米国は前年とほぼ同水準の1120万3000トンで修正なし。5位のブラジルが900万トンで、50万トンの引き下げとなり、この結果、前年比5.3%減少の見通しに転じた。
貿易に関すると、輸出を6669万1000トンとし、6582万5000トンから引き上げた。前年から5.3%増加する。ブラジルが4.1%減の3450万トンで変わらず、半面、タイは900万トンから1000万トン、前年の2倍近くに膨らむ見通しに修正した。インドは370万トン、2年連続減少の見通しを保った。輸入予想は5738万2000トンから5743万9000トンにやや引き上げたが、前年の推定をより大きく上方修正したことから、4.1%減少の見方にシフトとなった。最も輸入規模が大きいインドネシアは11.0%増加し555万トンになる見通しで据え置き。2位の中国も500万トンで変わらないが、前年の引き上げにより、横ばいの見通しとなった。インドは5月に305万4000トンと3番目に大規模な輸入の見通しとしていたのを、210万4000トンに大きく引き下げ、この結果、7位に落ちた。EUを300万トンから240万トンに引き下げ、一方、アラブ首長国(UAE)を182万トンから240万トンに引き上げたため、揃って3位になった。
USDAはまた、2024/25年度の期末在庫が4542万7000トンになると見通し、前回報告での3833万9000トンから引き上げた。前年比にすると6.1%減少。
Posted by 直 11/21/24 - 16:28



