2010年10月13日(水)
IEA、世界石油需要を前月から30万バレル引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2011年度の世界石油需要を日量8,820万バレルと推定、前月から30万バレル大幅に引き上げた。修正はIMFが世界経済成長見通しを引き上げたのに伴うもの。2010年度の需要も同様に30万バレル引き上げられ、日量8,690万バレルとなった。前年比では2011年が120万バレル、2010年が210万バレルの増加となる。
世界石油供給は9月が日量8,690万バレルと前月から15万バレル減少。前年比では150万バレルの増加となる。2011年度の非OPEC諸国の生産量は日量5,310万バレルと前月から15万バレルの上方修正。米国やカナダ、中国の生産が引き上げられた。2010年度は日量5,260万バレルと推定。OPECの9月産油量は日量2,929万バレルと前月から4万バレル増加。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は2011年が日量2,930万バレルと前年比で10万バレル増加。2,010年7-9月期は2,980万バレル、10-12月期は2,900万バレルにそれぞれ引き上げられた。
OECD諸国の石油在庫は8月末時点で27億9,000万バレルと前月から1,580万バレル増加。在庫は消費の61.1日分をカバー、1998年8月以来の高水準に達している。速報データによると、9月末時点では3,170万バレルの大幅取り崩しとなっている。大型タンカーを使用した洋上在庫は、小幅増加している模様。
7-9月期の石油精製量は日量7,530万バレルと前月から70万バレルの上方修正、前年同期を180万バレル上回っている。石油製品需要の増加により、米国や欧州で稼働率が上昇、ブラジルやロシアの稼働率は過去最高を記録した。10-12月期の精製量は季節的な減少によって日量7,380万バレルに落ち込むと予想されている。
Posted by 松 10/13/10 - 09:08



