2010年10月14日(木)
2010/11年度EU小麦生産推定引き上げ・ストラテジーグレイン
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインは14日、2010/11年度の欧州連合(EU)小麦生産推定を70万トン引き上げ、1億2790万トンにとした。前年度から0.9%減少の見方である。ドイツとポーランド、英国を上方修正、一方、南欧とバルト海諸国は引き下げという。
欧州の小麦輸出需要は依然として高いとの見解を示した。このため、輸出見通しを前月時点での1740万トンから1800万トンに引き上げ。特にフランスやEU東南部産との価格比較で英国がほぼ200万トンに拡大を見込む。EU内の輸出見通しはポーランド、リトアニア、デンマークを上方修正、チェコとフランス、ドイツは下方修正という。
2010/11年度の世界期末在庫見通しは1億6600万トンとした。米国の高水準で、ウクライナやロシアの干ばつによるお値込みを相殺する見方。EUの期末在庫は約900万トンで、需給はやや引き締まると見通す。
ストラテジーグレインは2010/11年度の穀物生産推定を2億7490万トンから2億7590万トンに改定した。小麦とオオムギの上方修正を反映しているというが、コーンは引き下げたことも記す。コーンの収穫は西方や南西部で順調に進んでいるものの、中欧では雨で遅れているという。コーンの生産は5560万トンとみており、これは40万トンの引き下げという。ストラテジーグレインはこのほか、2011/12年度のEU軟質小麦作付が前年比3%、コーン作付が4%増加するとの見通しを示した。
Posted by 直 10/14/10 - 08:34



