2010年10月14日(木)
8月貿易収支は463.5億ドルの赤字、予想以上に赤字拡大
[経済指標]
貿易収支
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字
| 10年8月 | 前月比 | 10年7月 | 市場予想 | ||
| 貿易収支 (モノ+サービス) | ▲46347 | ↑ 8.84% | ▲42583 | ▲44500 | |
| >モノ(Goods) | ▲58990 | ↑ 7.09% | ▲55083 | ||
| >サービス | 12642 | ↑ 1.13% | 12501 | ||
| 輸出 (モノ+サービス) | 153872 | ↑ 0.22% | 153533 | ||
| 輸入 (モノ+サービス) | 200219 | ↑ 2.09% | 196116 |
米商務省が発表した8月の貿易収支は463億4700万ドルの赤字だった。前月の425億8300万ドルから8.84%拡大。赤字幅は市場が予想していた以上でもある。なお、7月の赤字幅は速報で427億7500万ドルだったのから425億8300万ドルに改定となった。貿易赤字は年初からあわせて3349億8300万ドル。前年同期を42.52%上回る。
8月の輸入が2.09%増加、モノだけで 2.42%増えた。7月に3ヶ月ぶりのマイナス転落となったのが前月比プラスに戻った格好になる。モノの輸入は全てのカテゴリーで前月からアップ。消費財が3.49%、自動車関連3.41%と揃って3%を超える伸びとなった。資本財が2.39%増で、プラス幅では半導体、発電機、工業用機械が上位3位に並んだ。食品・飼料・飲料が1.91%、3ヶ月ぶりの高い伸びだった。
工業品は4ヶ月ぶりのプラス転換で、0.46%増えた。増加が進んだ一つが原油。季節調整前だと0.33%増えた。単位価格が4ヶ月ぶりに上昇して1バレル73.47ドル。買い付け規模は日量990万バレルで、前月から1.55%ダウンとなったものの、価格上昇により相殺した格好である。
サービス輸入は前月より0.48%多い。また7月の上方修正もあって、5月から4ヶ月連続アップとなる。
輸出は前月比0.22%増加した。前月の伸び率1.97%(修正値)から著しい伸び悩み。それでも、8月は1538億7200万ドルと2008年8月以来の高水準を更新。サービスが0.66%増え、4ヶ月間続けて前月からアップとなった。モノの輸出は0.03%増で、ほぼ横ばいだった。食品・飼料・飲料が16.07%増加し、前月を上回ったのは3月以来だ。資本財は1.80%アップ。自動車関連1.36%、一般消費財0.26%とそれぞれプラス転換である。工業品が3.75%落ちた。
8月の物価上昇を考慮した実質値(リアルマネー)ではモノの赤字が前月比8.15%増の511億6800万ドルだった。石油関連が6.85%増え、非石油は8.11%のプラス。
国別で赤字最大の対中国が前月の259億1500万ドルから280億3500万ドルに拡大した。中国に次いで2番目に赤字幅の大きい対メキシコで60億4100万ドルにアップ。日本とのギャップは58億2500万ドルで、これも前月の49億4500万ドル以上である。対カナダや石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字幅も前月を上回った。
Posted by 松 10/14/10 - 08:53



