2010年10月15日(金)
債券:インフレ不安で売り、10年債利回り9月下旬以来の高水準
[場況]
10年債利回り:2.570↑0.062
債券は続落。将来的なインフレ上昇を先取りし、長期債を中心に売りが広がった。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で足元のインフレ率が低すぎると述べ、インフレ期待を引き上げに向けて動くとの見方につながったためである。小売売上高やニューヨーク連銀景況感指数など予想を上回る経済指標もマイナスに作用。同じ経済指標でもミシガン大消費者指数は予想以下だったが、売りの流れを止めるインパクに欠けた。
夜間取引には買いもみられていたが、早朝から売りにシフトして相場も弱含んだ。長期金利の指標10年債利回りはじりじりと上昇。昼に2.5%台後半に上がってから一時伸び悩んでも、間もなくして上昇再開。引けにかけて2.6%に迫る場面もあった。最後は9月下旬以来の高水準で引けた。30年債利回りは8月中旬以来、約2ヶ月ぶりの水準にアップ。しかし、追加金融緩和観測が根強いことが寄与して、金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは低下した。
Posted by 直 10/15/10 - 18:07



