2010年12月08日(水)
中国穀物備蓄、現時点で国内消費の約35%・調査機関幹部
[穀物・大豆]
中国の穀物調査機関幹部は8日の国際会議で、国内の穀物備蓄について現時点で年間消費の約35%に相当すると発表した。中国の在庫率はほとんどの国の2倍近いとコメント。中国の食糧保障を保つのに十分という。具体的には、主要生産地域の備蓄が約3ヶ月分、主要消費地域で約6ヶ月分の消費に当たるとしている。
同氏によると、国内の備蓄は過去数十年間で着実に膨らんだ。在庫率は1950-1980年に15%だったのから1980年代に21.2%に上がり、1990年代には34.8%にアップ。国内の穀物作付面積がこの10年間で拡大し基調にあることを指摘し、都市化に伴う減反の見方を否定した。作付は2003年から2009年に9.63%増加して1億900万ヘクタールになり、さらに、同期間のイールドは12%上がって4.87トンとなったとしている。穀物増産分の3分の2は高イールドにより、3分の1は増反が寄与していることを挙げた。
このほか、2010/11年度のコーン輸入が高まりすぎることはないと述べた。自給自足が狙いであり、また需要を満たすのに十分なコーン在庫があるともしているが、具体的な輸入を見通すのは避けた。
Posted by 直 12/8/10 - 08:23



