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2010年12月10日(金)

10月貿易収支は387.1億ドルの赤字、予想以上の赤字縮小
  [経済指標]

貿易収支
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字

10年10月 前月比 10年9月 市場予想
貿易収支 (モノ+サービス) ▲38714 ↓13.19% ▲44597 ▲44000
>モノ(Goods) ▲51417 ↓9.94% ▲57090
>サービス 12703 ↑ 1.69% 12492

米商務省が発表した10月の貿易収支は387億1400万ドルの赤字だった。前月から13.19%と3ヶ月ぶりに大幅の赤字縮小。市場が予想していた以上に縮んだ。貿易赤字は年初からあわせて4206億4000万ドルとなり、前年同期を39.05%上回る。なお、4月から9月のサービスに関する統計と9月のモノとサービスのデータに修正があり、このため4-9月の貿易赤字も改定。9月だけで速報の440億300万ドルから445億9700万ドルとなった。

9月の輸出は前月比3.22%増加した。8月の修正により2ヶ月連続増加。しかし、伸び率は3月以来の高水準である。輸出は1587億2100万ドルと2008年8月以来の高水準を更新した。モノだけで4.19%アップ。これも8ヶ月ぶりの高い伸びだ。カテゴリー別にも軒並みアップ。工業品が8.11%と最も高い伸びとなり、食品・飼料・飲料の8.01%増が続く。自動車関連が4.64%のプラス転換。資本財は0.99%アップである。一般消費財が0.92%増え、3ヶ月連続プラスとなるものの、前月より若干ペースが鈍った。サービス輸出が0.92%、6ヶ月間続けての前月比プラス。ただ、前月(1.33%)に比べて伸び悩んだ。

輸入は0.47%減少した。モノだけで0.70%落ちた。いずれも2ヶ月連続ダウン。カテゴリー別で特に大きなマイナスとなったのが工業品。3.46%と5月以来の大幅減少だった。背景にあるのが原油の輸入ダウン。季節調整前で9.94%、1月以来の大幅減少となった。単位価格が1バレル74.18ドルと5ヶ月ぶりの高水準に上がりながら、買い付け規模は日量820万9000バレルで、前月から14.99%落ち込んだ。原油輸入は季節調整後でも最もマイナス幅の大きい工業品だった。資本財は2.26%、食品・飼料・飲料が1.57%それぞれ減って、またいずれも3ヶ月ぶりのマイナス転落。自動車関連は前月を0.11%下回った。しかし、一般消費財だけが3.07%増加に転じた。

サービス輸入は前月より0.64%多い。8月の前月比が従来推定の増加から減少に改定となったため、10月時点で2ヶ月連続アップ。10月は前月より低い伸びでもあった。

10月の物価上昇を考慮した実質値(リアルマネー)ではモノの赤字が前月比10.28%減の451億6500万ドルだった。石油関連が15.12%減り、非石油は6.45%ダウン。

国別で赤字最大の対中国が前月の278億3100万ドルから255億1700万ドルに縮小した。中国に次いで2番目に赤字幅の大きい対メキシコでも一ヶ月前の57億7200万ドルを下回って57億5300万ドルだった。石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字幅は88億7800万ドルから56億9400万ドルにダウン。しかし、日本とのギャップは9月に50億3800万ドルだったのから10月には56億6600万ドルに膨らんだ。対カナダでも前月から赤字拡大。

Posted by 松    12/10/10 - 08:40 

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