2011年09月13日(火)
IEA、2012年度の世界石油需要見通しを40万バレル引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2012年度の世界石油需要を日量9,070万バレルと推定、前月から40万バレル下方修正した。新興国の経済成長見通しの引き下げが背景にあり、世界経済は下ブレリスクにに面しているとの見方も示している。2011年度は日量8,930万バレルと20万バレルの引き下げ、前年比では2012年が140万バレル、2011年が100万バレルの増加となる。
8月の世界石油生産は日量8,910万バレルと前月から100万バレル増加、このうち非OPEC産油国の増産分は80万バレルで、北海油田ではメンテナンスのため生産が落ち込んだ一方、米国や南米の生産増がそれを上回った。非OPEC産油国の供給見通しは、2011年度が日量5,280万バレルと前月から20万バレルの引き下げ、中東や中国の生産停止が背景にある。2012年度には日量5,380万バレルに増加するという。8月のOPEC産油量は日量3,026万バレルと前月から16.5万バレル増加した。一方OPECへの石油需要(Call on OPEC)は7-9月期が日量3,130万バレルと、8月の生産量を100万バレル以上上回る水準にある。10-12月期は日量3,050万バレルと20万バレル引き下げられた。
世界の製油所稼動は7-9月期が日量7,560万バレル、10-12月期が7,540万バレルとともに前月から30万バレルずつ引き下げ。需要見通しが下がったことや、いくつかの国で定期点検が予定されていることが背景にある。OECD諸国の在庫は7月末現在で26億8,700万バレルと前月から1,080万バレル増加、消費の85.4日分をカバーしている。2008年の景気後退以降、初めて過去5年平均を下回る水準まで取り崩しが進んだ。速報データによると、8月末時点での在庫は前月から60万バレル増加しているという。
Posted by 松 9/13/11 - 07:54



