2012年03月14日(水)
IEA、2012年世界石油需要見通しを前月からほぼ据え置き
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2012年度の世界石油需要を日量8,990万バレルと推定、前月から据え置きとした。前年比では80万バレル、0.9%の増加となる。世界経済成長が3.3%と前年と3.8%から減速するほか、石油価格の上昇が需要の伸びを抑えているという。
非OPEC諸国の石油供給は、1-3月期は前年比で30万バレルの増加にとどまる見通し。北海油田やカナダで予定外の生産停止があったほか、アフリカや中東の情勢不安も生産減少につながった。OPECの2月石油生産は日量3,142万バレルと前月から31.5万バレル増加、2008年半ば以降の最高を更新した。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は2012年度が前月から20万バレルの引き上げ、非OPEC諸国の生産減少が背景にある。
製油所稼動は1-3月期が日量7,490万バレル、4-6月期が7,450万バレルとそれぞれ前月からほぼ変わらず。前年比では18.0万バレル、12.6万バレルの増加となる。OECD諸国の石油在庫は1月末時点で26億1,400万バレルと前月から1,360万バレルの小幅積み増し。7ヶ月連続で過去5年平均を下回る水準にある。在庫は消費の57.8日分をカバー、前月の57.2日分からやや増加した。速報データによると、2月末時点での在庫は季節的なもので1,260万バレル減少すると見られている。
Posted by 松 3/14/12 - 10:22



