2012年03月26日(月)
失業率低下に金融緩和政策の維持必要・バーナンキ議長講演
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は26日に講演し、失業率低下に金融緩和政策の維持が必要であるとの見方を示した。最近の失業率低下について、2008年終わりから2009年にかけて起きた大量な人員削減の反動からとコメント。一巡した後にさらに失業情勢を改善させるには、よりピッチの速い生産拡大、消費者や企業の需要増加が必要であり、緩和政策が支援すると述べた。ただ、議長の量的緩和第三弾への言及はなかった。
バーナンキ議長は、広範囲にわたるデータが労働市場の改善を示唆していると認識しながらも、正常には程遠いと厳しい。長期失業者が高水準にあること、雇用数や労働時間は労働人口の増加を調整無しでも危機前のピーク時を下回っていることなどを指摘する。また、長期の失業に適切な技術を要する労働者の不足など構造的な要因があることを指摘しながらも、主要因は需要が弱いこととコメント。このため、景気回復に向けた緩和政策が失業問題解決にもつながるとの見方になる。
Posted by 直 3/26/12 - 15:12



