2012年10月12日(金)
IEA、世界経済成長の鈍化理由に世界石油需要見通しを引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2012年度の世界石油需要を日量8,970万バレルと推定、前月から10万バレル引き下げた。2013年度は日量9,050万バレルとやはり10万バレルの引き下げ、IMFが世界経済成長見通しを下方修正したことが背景にある。前年比では2012年が70万バレル、2013年が80万バレルの増加となる。
非OPEC産油国の生産見通しは2012年が日量5,320万バレル、2013年が日量5,390万バレルと、どちらも前月から 小幅の引き上げとなった。OPECの9月生産量は日量3,117万バレルと前月から51万バレル減少、イラクとリビアの生産は増加したものの、ナイジェリアやイラン、サウジの生産がそれ以上に落ち込んだ。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は2012年7-9月期が日量3,070万バレルと、前月から40万バレル引き下げられた。
製油所稼動は2012年7-9月期が日量7,580万バレルと前月から14万バレルの引き上げ、米国で稼働率が下がる一方、欧州の稼働率が上昇した。一方10-12月期は日量7,540万バレルと、前月から25万バレル引き下げられた。8月末時点でのOECD諸国の原油在庫は前月から1,120万バレル減少、メキシコ湾を襲ったハリケーンアイザックによる生産停止などが背景にある。在庫は消費58.8日分をカバー、前月から0.1日分減少した。速報データによると、9月末時点では1,300万バレルの積み増しとなっている。
Posted by 松 10/12/12 - 07:43



