2012年10月26日(金)
7-9月期GDP速報値は前期比2.01%の増加、予想上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 12年3Q | 12年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 2.01% | ↑1.25% | ↑ 1.9% | |
| 個人消費 | ↑ 2.01% | ↑1.50% | ||
| 国内投資 | ↑ 0.53% | ↑0.70% | ||
| 物価指標 | ||||
| >GDPデフレーター | ↑ 2.83% | ↑1.55% | ↑ 2.0% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 1.80% | ↑0.68% | NA | |
| >>コア | ↑ 1.32% | ↑1.71% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期比2.01%増となった。2009年7-9月期から連続しての増加で、4-6月期の1.25%から伸びのペースが加速、市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は2.01%増と、前月を上回る伸びとなった。耐久財は8.53%増と4-6月期に1年ぶりで前期割れだったのから改善。自動車および部品と家具がそれぞれ7.27%、8.23%増と、揃ってプラスに転じた。非耐久財は4-四半期連続の増加で、プラス幅は2.43%とこの間で最大となった。食品は1.29%増加、衣料品も6.18%の前期比プラスで、どちらも4-6月期の減少から持ち直した。サービスは0.82%増と、3-四半期ぶりの低い伸びとなった。
設備投資は1.26%減と、昨年1-3月期以来のマイナスとなった。建造物への投資が4.38%と6-四半期ぶりの前期割れとなったほか、機器・ソフトウエアでは横ばい、2009年7-9月期から続いた増加が一服した。
住宅投資は14.43%増えた。6-四半期連続で、前期以上の伸びとなった。
在庫投資は前期から341億ドル、4-四半期連続の増加となった。GDPには0.12ポイントのマイナス要素で、前期の0.46ポイントから縮小。
貿易収支は、4137億ドルの赤字だった。赤字幅は前期から縮小し、GDPには0.18ポイントのマイナス要素となった。輸出が1.62%の減少に転じ、モノだけでは3.50%の大幅減。輸入も輸出に比べて小幅といえ0.23%の減少、モノだけでは1.34%減少した。一方、サービスは輸出で3.03%、輸入が5.55%とそれぞれ前期以上の増加となった。
政府支出は前期に比べて3.66%の増加と、2010年4-6月期以来のプラスとなった。連邦政府では9.60%増と、2010年7-9月期以来で前期を上回った。一方地方政府の支出は2009年10-12月期からの減少基調がつづいたが、0.11%とこの間で最も小さいマイナス幅となった。
物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比1.80%上昇し、前期の0.68%から値上がりが加速した。一方、エネルギーと食品を除いたコア指数は1.32%と前期より小幅の伸び率。前年比の伸び率はPCE1.50%、コア1.64%で、いずれも前期より低い伸びだった。
Posted by 松 10/26/12 - 08:33



