2013年05月24日(金)
世界砂糖市場、2013/14年度は490万トンの供給過剰見通し
[砂糖]
欧州砂糖ブローカー大手キングスマンは、2013/14年度の世界砂糖供給が需要を490万トン上回る見通しを示した。2012/13年度に見越す1180万トンの供給過剰に比べるとギャップが小さい。また従来予測の560万トンから下方修正であり、ブラジル、ロシア、欧州連合(EU)で事前予想を下回るという。
世界の2013/14年度砂糖生産は1億7790万トンになると予想、従来の1億7850万トンから引き下げた。また、前年度の1億8220万トンから減少の見方だ。消費予測は1億7295万トンとほぼ据え置き。前年度の推定1億7040万トンからは増加する。
ブラジルの生産は3440万トンと、3.1%引き下げた。エタノール生産への砂糖きび消費の増加を指摘。ブラジルの砂糖きび収穫時期の間に粗糖価格が1ポンド16.5-18セントで推移を続けるなら、砂糖生産は事前予想を350万-400万トン下回る可能性があるという。
EUの生産見通しは60万トン引き下げて1690万トンとした。気温低下による作付の遅れを理由にしている。ロシアは435万トンと5%の下方修正にした。このほか、インドの生産最大のマハラシュトラ州では、2年間の干ばつによる影響、またここ数ヶ月間も雨不足で作付が遅れたと指摘し、生産が前年から10-15%減少する可能性があることを示した。一方、タイの砂糖生産は2012/13年度の1020万トンから2013/14年度に1030万トンとやや増加すると予想。メキシコは530万トンから620万トンに引き上げたが、前年度の680万トンから減少するとの見方は変わらない。
Posted by 直 5/24/13 - 11:05



