2013年05月29日(水)
13/14年度オーストラリア小麦生産、2400万トン近くに増加見通し
[穀物・大豆]
オーストラリアの穀物商社エメラルド・グレイン幹部は米通信社ダウ・ジョーンズに対し、オーストラリアの2013/14年度小麦生産が2400万トン近くになる見通しを示した。2012/13年度の2200万トンから増加になる。夏の作付の間に猛暑と雨不足に見舞われ、生産への影響懸念がある。同氏も東部で乾燥や作付の遅れが生産に影響する地域があるとコメント。しかし、ウェスタンオーストラリア州では、最近の十分な降雨で土壌水分も改善したという。この情勢が続くなら、同州での大きな回復が見込まれ、他地域の不調を補うとの見方である。クイーンズランドやビクトリア、ニューサウスウェールズ、サウスオーストラリア州がある東部の作付が乾燥によって予定より遅れているとも述べた。
ウェスタンオーストラリア州の2012/13年度小麦生産は2012年の干ばつ被害により5割以上落ち込み、この結果、オーストラリア全体の生産が27%減少した。ただ、減産でも輸出ペースは維持しており、今シーズンの輸出が前年から100万-200万トン上向くと予想。このため、在庫の取り崩しが進んでいると指摘。9月末時点で在庫は200万-300万トンになるとの見通しを示した。国際穀物理事会(IGC)の推定によると、2012年9月30日時点でのオーストラリアの小麦在庫は810万トンだった。
Posted by 直 5/29/13 - 10:34



