2014年10月09日(木)
14/15年世界穀物生産見通し、25.229億トンに引き上げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は9日、2014/15年度の世界穀物生産見通しを25億1220万トンから25億2290万トンに引き上げた。初回予測の24億5820万トンから4回連続の上方修正になり、前年比で0.1%減少とマイナス幅も一段と縮んだ。繰り返し引き上げている背景にはコーンなど雑穀類の見通しがあるとしている。雑穀の生産予想は12億9520万トンから13億8000万トンに引き上げ、前年度の推定13億1070万トンに近付いた。また、小麦は7億1850万トンで、200万トンの上方修正し、過去最高の見方に転じた。
2014/15年度の穀物消費予測は24億6130万トンと、従来の24億6130万トンから引き下げた。前年比較で1.8%の増加。食用で1%伸びる程度であり、また飼料用の消費も2.5%増加で前年度よりペースが鈍くなるという。雑穀類は12億6020万トンと、320万トンの下方修正。前年比が1.9%の増加。一方、小麦の消費は前年比1.7%増の7億80万トンで、従来予測の6億9950万トンを僅かに上回る。
2014/15年度穀物貿易見通しは3億3210万トンから3億3700万トンに改定し、前年と比べて5.0%の減少になる。小麦を1億5000万トンと、200万トン引き上げた。一方、雑穀類は1億4450万から1億4700万トンに上方修正。穀物の期末在庫見通しは6億2750万トンで、1150万トンの上方修正。前年からは8.3%の積み増し予想になる。小麦は1億8840万トンから1億9240万トン、雑穀を2億4830万トンから2億5740万トンにそれぞれ引き上げた。小麦と雑穀ともに前年から在庫が膨らむ見方である。
Posted by 直 10/9/14 - 08:21



