2015年03月04日(水)
15/16年度世界小麦生産、7.07億トンに減少見通し・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2015/16年度の世界小麦生産が7億700万トンと3年ぶりの低水準になる見通しを示した。前年度の7億2000万トン(修正値)から1.8%の減少になる。作付は1.4%の増加予想であるものの、イールドが3.25トンから3.14トンに低下し、生産も下向くとの見方である。特に、欧州連合(EU)とロシア、ウクライナ、カザフスタンの黒海周辺国で大きく減少すると予想。しかし、アルゼンチンやカナダ、米国、オーストラリアは増産見通しとした。
ABARESはまた、世界生産が2016/17年度に7億1300万トンに増加に転じ、その後3年間増産が続くと予想。2019/20年度には7億3400万トンに膨らんでいるのを見越す。
2015/16年度の世界小麦消費予測が7億700万トンで、前年から0.8%減少になる。飼料用で5%減少見通しによるとした。地域別にはEU, 黒海周辺国で減少予想。しかし、生産同様に2016/17年度以降の世界消費は増加基調を予想する。期末在庫に関すると、2014/15年度から2017/18年度の4年間連続で1億9200万トンが保たれ、2018/19年度に1億9300万トン、2019/20年度に1億9400万トンに積み増しを予想する。
Posted by 直 3/4/15 - 10:19



