2015年03月13日(金)
IEA、世界石油需要見通しを前月から引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要を日量9,350万バレルと推定、前年比では100万バレルの増加と、前月から7.5万バレル引き上げた。2014年10-12月期の需要は前年比で日量90万バレル、2015年1-3月期は100万バレル増加する見通しとなっている。
2月の世界石油生産は日量9,400万バレルと前年比で130万バレル増加した。OPECの生産が140万バレル増加、非OPEC産油国の生産減少を補った。米国の稼動リグ数の減少は、依然として北米の生産には影響していないという。OPECの2月石油生産は日量3,022万バレルと、前月から9万バレル減少、リビアとイラクの生産が減少する一方、サウジとアンゴラの生産は増加した。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、2015年4-6月期に日量3,030万バレルと、現在3,000万バレルとなっているOPECの生産枠を上回っている。
1月末時点でのOECD諸国の石油在庫は27億3,300万バレルと前月から2,310万バレ増加、増加ペースは平年の6,030万バレルを下回った。米国の原油在庫は7,200万バレルの増加と、記録的な積み増しとなった。速報データによると、2月末時点での在庫は前月から880万バレル減少、米国の原油在庫の急増が、季節的な石油製品在庫の取り崩しを相殺する格好となった。
製油所稼動は、2015年1-3月期が日量 7,780万バレル、4-6月期が日量7,730バレルと、それぞれこれまでより見通しが引き上げられた。2015年前半の稼動は前年比で100万バレル増加、2014年10-12月期に220万バレルの増加だったのからペースが鈍った。
Posted by 松 3/13/15 - 07:29



