2015年06月04日(木)
15/16年世界穀物生産見通し、25.243億トンに上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は4日、世界の2015/16年度穀物生産を25億2430万トンと見通していることを発表した。前月に発表した初回予測の25億920万トンから上方修正。小麦見通しを7億1910万トンから7億2340万トン、コーンを含む雑穀は12億9000万トンから13億30万トンにそれぞれ引き上げた。小麦は主にアフリカと北アフリカの生産予測が従来見越していた以上とみられるのが修正につながったという。ただ、欧州連合(EU)とインド、ロシアが減産から全体でも前年比較で0.8%の減少予想である。雑穀類生産の修正に関すると、中国とメキシコのコーンや米国のソルガムが要因とした。
2015/16年度の穀物消費予測は前年比1.2%増の25億2470万トンで、これも当初見越していた25億2190万トンから引き上げた。小麦が7億1620万トン予想で、10万トンの上方修正。雑穀類は12億9750万トンから12億9990万トンに引き上げた。穀物消費で飼料用が8億9400万トンと前年から1.5%の増加になり、2014/15年度の推定伸び率である5%よりペースが鈍く、中国とEUの需要鈍化が背景にあることを指摘した。食用消費は前年比1.3%増加の見通し。
2015/16年度穀物貿易は2年連続減少予想だが、160万トン引き上げて3億5100万トンとした。穀物の期末在庫見通しに関すると、前年度の6億4650万トン(修正値)から6億3430万トンに縮小見通しで、しかし、前月報告時の6億2660万トンからは引き上げた。
Posted by 直 6/4/15 - 11:29



