2015年06月16日(火)
15/16年度世界小麦生産見通し、7.15億トンに上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2015/16年度の世界小麦生産が7億1500万トンになるとの見通しを示した。3月に発表した初回予測の7億700万トンから引き上げた。それでも、前年から0.9%減少予想。ロシアで8.7%落ち込み、インドと欧州連合でもそれぞれ5.6%、3.9%と前年割れの見通しである。反面、中国は1.8%、米国が3.1%の増加予想。
2015/16年度の世界小麦消費予測は7億700万トンから7億1400万トンに引き上げた。当初は前年から0.8%減少の見方だったが、上方修正によって0.4%増加の見方に転じた。ただ、食用で前年比1.2%増の4億8400万トンだが、飼料用は1億3800万トンで前年から2.1%減少見通しとした。
2015/16年度の貿易予測が前年を2.7%下回る1億4900万トンで、200万トンの上方修正である。アルゼンチンの輸出は30.4%増加し、米国とカザフスタンの輸出が7%を超える伸びを見越す。オーストラリアの輸出も0.3%と小幅ながらも増加予想とした。しかし、カナダと欧州、ロシア、ウクライナの輸出は前年割れの見通しを示した。期末在庫の見通しに関すると、2014/15年度を1億9200万トンから1億9900万トン、2015/16年度は1億9200万トンから2億トンにそれぞれ引き上げた。
Posted by 直 6/16/15 - 13:26



